09 First half

H21年6月20日 土曜日
海〜川
MAK・RICKY・TOMO

どうも〜ジェイク玉袋ことMAKです。
昨日は溶岩帯トレッキングで疲弊しまくりで足ガクガク。体力落ちたわ〜。

今日は久々にTOMOと長時間コースで遊べる日。タノシミダ。
朝からヘラヘラとネットやってたらRICKYから電話が。

「おは〜♪もしかして出撃可能?」「うん。昨日の夜メールしたんだけど寝てたかなぁと思って。」
「え〜っ!?メール入ってないよ。」「とりあえず今から回るよ〜。」

センター問い合わせしたら入ってやがった。これマジ困るよね。
しかしRICKYの嬉しい電撃参加にココロオドル。RICKYに拾ってもらってTOMOの職場へ。

待ち合わせの8時より早く着いたが、TOMOは仕事をこなしてる模様。
メールするとTOMOが出て来た。「あれ〜?何々、出てこれたの?」TOMOもRICKYを見て嬉しそう。

RICKY車からクラッチかタイヤが焼けたような異臭がしている。
TOMOの車で行こうとしたが、結局途中で止まってもネタ的においしいという事でRICKY車で出発。

ここからはいつもの馬鹿トークで盛り上がりまくる。
今朝の奇跡的な事から、先日仕事先で聞いたビックリネタなど(両方ともミク参照)。

途中の料金所(自動オンリー)でトラブル発生!前の車がちっとも走り出さない。
「何だよ、大丈夫かよ〜。」とブーブー言ってたら、仕事師風の服装の爺さんが降りて来た。
絡まれるかと思ったら、ニコニコしながらスマンと我々に挨拶し、お釣りの受け取り口を弄る。

しかし困ったような顔をして、おもしろジェスチャーで我々に何やら訴えている。
チャップリンみたいな動きで良い感じなのだが、残念ながら意味不明。

「今日はノッケからこれか。」「いきなりネタ発生ですな。」必死に笑いを堪える3人。

結局係員さんが駆けつけてくれて事なきを得る。
「すみませんね〜。」と我々に謝る係員さん。爺さんの有り得ないトラブルに苦笑していた。

「今の爺さん、Charに似てたね。」「アハハ!似てた!Charだ。」
「かなりくたびれたCharだね。で、何処行く〜?」「とりあえずChar車を追おう。」
訳の分からない指名を受け、異臭を放ちながら先へ先へと進むRICKY車。

大きな分岐点に差し掛かる。我々は右折を選択。前を行くCharは直進でここでお別れ。
隣になったので、助手席の俺が頭を下げたが「アンタ、誰?」状態で訝しげな顔をするChar。

その時、聞こえて来た言葉に爆笑。
「何処まで行けば良いんだ?」とCharが助手席の大門(西部警察)似の男に聞いていたのだ。
「Charは何処まで行くかも分からないで湘南から運転して来たのかよ!」
朝からChar&大門のコンビにやられた3人組。

ここからは大門と西部警察の話で盛り上がりながら先へ。最近再放送やってたのよね。
実際の警察も犯罪者にはあれぐらいやらなきゃダメだと、皆の意見が一致。
しかしあの番組、西部警察よりも西部部隊、西部軍に改名した方が良いな。

ワインディングを駆け抜けて、無事に釣り場に到着〜!
「もうさぁ、朝からCharのせいで消耗しちゃったよ。」「ホントだ。」

いつも釣りする場所は車&人だらけ・・困った。
「あっちにゴロタあるんだよね。釣りした事ないけど。」「行ってみよう。」
3人で新規釣り場開拓だ。何だかワクワクするよね(探見丸)。

ゴロタに降り立つオッサン3人衆。
「これ結構キツイかもなぁ。」「何だか居ないっぽいよね〜。」
地元のゴロタと違い、岩が丸っこくて小さめ。こういうとこは魚が隠れる場所が少ないので難しい。
しかも干潮で岩海苔ベッタリ、桃屋のごはんですよ状態。超滑るので危険だ。

散開して釣り始める。
俺がムラソイを抜き上げスポーン(抜き上げた反動で魚が飛んでいく。着水するのでOK)2連発。

これでやる気になったTOMOがムラソイGET!


俺も3匹目は無事にパチリ。今日のタックルは昨日と同じ。
ホーネットスティンガー&98アルテ1000&フロロ2LB。ジグヘッドはSumi氏推奨メバル弾丸。


まさか、こんなコテコテのゴロタで遊ぶとは思わなかったので2LBで来てしまった。
ラインブレイクしないように普段よりも集中するので頭皮にストレスが・・。

こっちのゴロタにも慣れ、ポコポコとムラソイを出す俺とTOMO。


TOMOはドロメもGET!


いつもと違う海で遊ぶのは新鮮で良いよね。


いやいや楽しいですなぁ♪


「ねぇ・・1人だけ様子がおかしい人がいるよ・・。」「あぁ〜あの人はヤバイね。」
1人岩の上でニヤニヤしながらブツブツ言ってる人が。


「どうですか〜?釣れますか〜?」「一切ダメです。ノーバイト。ノーと言える日本人。」
RICKYは負のオーラ全開。これは危険だ。しかし暫くして光明ムラソイGET!良かった・・。


いや〜この空、この海、この仲間、最高だね〜♪
そして遊んでくれる魚達。釣りってサイコー。


「あ〜僕にもドロシーちゃん釣れたぞぉ。」
「ドロシー俺も釣りたいよ〜!」「金髪女性みたいね。」


「フフ・・ドロシー発見!食え食え・・おっしゃ〜!ってギンポだぁ〜!」
「そっちの方が明らかに難しいでしょ。」RICKY、オモロイ。


声が届く範囲で釣りをしているが、どっちか釣れる度に駆けつけてパチリするので運動量多し。
しかも自分が居た場所が分からなくなる。何処まで探ったかファジー。

先へ進むにつれ、岩が大きくなって来てポイントが絞りやすくなって来た。
皆のカメラマンをやりながら、俺もチビ主体ながらバシバシとムラソイを出す。


何故かやたら調子が良い。しかもここまでジグヘッドもロスト無し。
2LBなのでブレイクさせまいと集中しているからかもしれない。
ギュイイン!HIT!このサイズのダッシュは反応が一瞬遅れたらブレイク。


「はぁ〜。何か幸せだよ。」「マッタリして良いですなぁ。」
RICKYは時折座って休んで海を眺めている。


TOMOは一時も休まずに穴を攻めまくる。
穴釣りをした日は、寝る時に目を閉じると岩陰からムラソイが飛び出すシーンがリピートされるそうだ。


とりあえず楽しすぎる♪


ドロシーは踝以下の水深でも食って来る。恐るべし。


ムラソイとTOMOとRICKY。部屋とYシャツと私。


メバル弾丸、見直したなぁ。根掛かりしても引っ張れば回収出来るのが良いよね。
フックの先っぽがイカレテなければ、グイグイ戻してそのまま続行。未だロストゼロ。


RICKYとダブルヒット。俺のちっちゃい・・。
逃がした瞬間に「これでトリプル?」とTOMOがGET。あと数秒早ければなぁ。


前は海、後ろは断崖絶壁。


この辺りから、全員疲労感ありありに。しかも喉カラカラ。
「どうする〜?このまま進んだらヤバイら〜?」「そうだね〜。」


と、言いながらも釣れるので先へ先へ。
皆の足元がおぼつかなくなってきた。笑える。

ドンッ!黒い影がワームに襲い掛かり、そのスピードのままUターン。
ギュウウ・・スポーン。この刹那の真剣勝負がムラソイの醍醐味!ええサイズです♪


「ドロシー?ドロシーちゃんは何処かなぁ♪」
ドロメを追いかけ、ヒヒジジイと化していたRICKYが、やっと運命の人と巡り会う。


「あそこの岩まで行こう。」「そうしよう。これじゃ危ない。」
そう言いつつも、暫くすると目的地の岩は遥か後方に・・。これの繰り返し。

「あそこ自販ないかな?」「あるっぽいね。あそこまで行こう。」
どピーカンの中、長時間ゴロタ移動でオッサン達の体内水分は即身仏状態。

それでもこんなのがドンッ!と出ちゃうと「おっしゃあ〜っ!」今日イチサイズにホクホク。


「あそこまで行くかぁ。」「いやあんなとこまで行けないよ。」
当初そう話していた、遥か遠くに霞んで見えていた小さな堤防まで到達してしまった。

海女さんが声を掛けて来る。
「いっぱい釣れたかい?」海女と書いたが中身はオッサンだった。
「あっちからずっと歩いて来たんですけど、なかなか難しいですね〜。」

「ちょっとお聞きしたいんですが、この辺りにジュースの自動販売機はありますか?」
「この辺は無いよ〜。」この時に膝がガクンと折れる。「ありがとうございました〜。」

既に岩場で流木と共に朽ちているRICKY「自販無いって・・。」「そうみたいね。楽な帰り道も無いらしい・・。」
我々は陸の孤島に来てしまった。これからの季節、飲み物は携帯しなきゃダメだと勉強になった。

しかし堤防に着くとアラフォー3人復活!魚を見れば復活する単純なシステム搭載。
喉と口内はカラカラながら、港内は活気がある。

「うおっ!何か引っ手繰った!」RICKYのコルキッシュがぶち曲り。
「フグ?」「いやフエフキだ!」「おお〜っ!すげぇ〜!」RICKY、水分代わりにレア魚GET!


「ちっちゃいカマスも回ってるよ〜。」群れの規模は少ないながらもギラギラとチェイス。


「む!これは・・アサヒアナハゼだぁ!」


「さっきからヒメジが凄いよ。食え食え・・よっしゃ食った〜!」
ホウライヒメジだっけ?出ました〜♪


3人で夢中になって釣りをする。「あ〜っ!」「くう〜っ!」奇声祭りだ。
ノーマルアナハゼも勿論居ます。


「うわわっ!何だこりゃ?!」RICKYが騒いでいる。
バスロッドであるコルキッシュでもギュインギュイン。正体はBIGアカササ!デカ〜ッ!


ゴロタでは振るわなかったRICKYだが、ここへ来て絶好調!
ナイスサイズのクサフグも釣りまくる。「引き強いし面白いなぁ♪」


徐々に反応もなくなり、ここで遂に車まで戻る事に。
「すっげえ遠いよね・・。またこのゴロタを歩き続けるのかぁ。」「海を見ないようにしよう。」
この期に及んでTOMOは海を見ると投げてしまうらしい。恐ろしい・・。

黙々とゴロタを進むオッサン3人。もう干乾びる寸前だ。
何度もコケそうになりながら、やっと途中まで。RICKYはゆっくり歩いて来ている。
TOMOはサンダルなのに俺と同じか、むしろ速いペース。運動センスがずば抜けている。

「ヒイヒイ・・・アンタっちは、はやぁ〜ねぇ〜。」方言年寄り口調でRICK到着。
因みに「はやぁ=速い」である。

車で一気に水分補給。全員持参して来たのでガブガブ。
ここからコンビニへ。とりあえず弁当と冷たい飲み物を買って、RICKY車でムシャムシャ。
ゴミを捨てつつ、アイスを買いに。フラフラでアイスをお手玉してしまい、店員さんに笑われる。

3人で車内でマッタリ・・。全員満足してしまったので気合いが入らない。
頻便ズの話で盛り上がる。勿論、リーダーのSumi氏ネタが満載。
Tシャツ事件はTOMOが知らなくて大ウケしていた。

「俺らはホント、いきなり来るからね。」「俺、そんな経験全くないよ。」「羨ましいなぁ。」
「Sumiさん、東北行った時に夕方キテたね。いきなり来やがった〜!って、ウンコへの敵意が凄い。」

「あのガッカリ感は凄い。朝から夕方までは珍しく平気だったみたいね。」
「こっち来てもウンコばっかしてるんだよ。小と同じぐらい頻繁に大をする。」
遠い空の下、散々ネタにされるSumiさん。

RICKYが大事な商談中にマッハでウンコして来た話で盛り上がる。
これは頻便の人にとっては痛いぐらい分かる話だ。時と場所を選ばずに、奴は突然やって来る。
アラフォーでウンコウンコ言っててしょうもないと思われるだろうが、これは死活問題だ。

「そんなに早く出来るの?」「うん。」「俺なんて小より大の方が速いよ。」「うそ〜アハハ!」
「デンジャラスな時は、ムラソイのダッシュぐらいの勢いで出るからね。ドンッ!て1秒で。」「そうそう。」

アホ話も一段落し、再び釣り場へ向かうRICKY車。
先程の堤防が、実は車で到達出来る事が判明したので、入り口を探す。
ヤバイ狭さのヤバイ勾配・・そして・・「着いた〜っ♪」って「たま」の太鼓のオッサンかよ。

復活したオッサン3人組、再び海を探る。早速オハが出ました〜♪


クサフグも。このポッテリ感が良い。


「あ、ニシキが猛チェイス、食え食え食え〜!おっしゃ食ったぁ!」
ゴムでニシキベラ初GET!いや〜嬉しいなぁ。


続いてTOMOもニシキGET!


更にTOMOはアサヒアナハゼを2連発。やるぅ〜!


皆、クロホシをポツポツ。その後は俺がミノーでカマスを釣ったぐらいで沈黙。
風も強くなり、反応も渋くなったので移動。帰りながら良いとこがあったら遊んでいこうという事に。

以前、探し当てた里川で珍しい魚が釣れたので、そこへ行こうと提案。
里川で釣りを始める。何処でも同じタックルで遊べちゃうのがULの良い所。

TOMOにHIT!げえ〜っ!カマキリだぁ!超レア魚GET。


RICKYはチチブGET!多分・・。未だにヌマチチブかチチブか分からん。


TOMOもHIT!「それデカイよ〜!」「デカチチだ!」


俺にもデカチチ。


カマツカの姿も多く見られたけど、疑似餌になかなか反応しない。
HP開設前と開設後に1匹ずつ釣ってるけどね。

海も近いので、海もやるかぁって事に。タイムリミットも近づいたし、ここで最後だ。
「ここ魚釣れた事ないよ〜。」とブツブツ言ってたら、TOMOが「ああ〜っ!今出たのに〜。」
ムラソイが居たと言う。幻影でしょって事になって釣り再開。

俺はキャストして適当にやってたらムツGET!カマスも出たけどポロリ。


岩の間をテロテロしてたらバクッ!ムラソイ出ました〜♪
「幻影じゃなかったみたい。」「そうでしょ?だから言ったじゃん。」


そう言うTOMOもカサゴGET!


RICKYはネン様と戯れている。俺はクロホシをポツポツ。
時刻は15時半。「そろそろ行くかね〜。」「そうだね。」これにて今日の釣りは終了。
行き同様、皆で馬鹿話しながら帰路に。RICKY、車提供&行き帰りの運転、アリガトね〜。

いや〜メッチャ楽しかったね〜♪やっぱ仲間との釣りは良いね。
釣果以前に、こうやって晴天の下で馬鹿言い合いながら一緒に遊べるのが幸せだな。

もうこれ位の歳になると色々あって、俺以外はなかなか釣りに行く時間を捻出しづらいのが現状。
これから益々そうなると思うんだよね。だから、皆が集まれる時に集まっておきたい。

こうして共有した時間や経験は、ふと振り返った時に輝いてると思うから。
その色はモノクロでもセピアでもなく、総天然色に決まってる。

RESULT
海〜川
MAK
ムラソイ23匹・アナハゼ5匹・クロホシイシモチ5匹・カマス4匹・ドロメ2匹・ムツ2匹・ホウライヒメジ1匹
アサヒアナハゼ1匹・ギンポ1匹・クサフグ1匹・ニシキベラ1匹・オハグロベラ1匹・ホンベラ1匹・チチブ1匹
簡易自作ワーム・市販ミノーにて

TOMO
ムラソイ10匹・アナハゼ4匹・クロホシイシモチ4匹・ドロメ3匹・アサヒアナハゼ2匹
ニシキベラ1匹・カサゴ1匹・カマキリ1匹・チチブ1匹
ワームにて

RICKY
クサフグ3匹・ムラソイ2匹・アナハゼ2匹・クロホシイシモチ2匹・ネンブツダイ2匹・ドロメ1匹
アカササノハベラ1匹・ギンポ1匹・フエダイ1匹・オハグロベラ1匹・チチブ2匹
RICKY作ワームにて



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