09 Second half

H21年9月13日 日曜日
川〜湖〜野池〜川
MAK・Bakky君・JUNさん

昨晩はいつもの常連さんの御婆ちゃんのとこで仕事。
行きは雨の気配もなかったので、商売道具の雨避けも用意せず。

渋滞が嫌いなので早めに出発、仕事先近くの大型スーパーで時間を潰す。
本屋で釣り雑誌を一通りパラパラ見たけど・・正直どれも面白くないなぁ。

一生懸命やってる方々には申し訳ないが、雑誌は情報媒体としては古すぎる。
特に月刊誌。毎年、同じ月の記事に大した変化が無い。ほぼ同じ事の繰り返し。もうずっと前からだ。

今はネットでリアルタイムに釣果情報を得られるし、リグやメソッドまで個々のブログやHPで紹介されている。
それら個人が発信する殆どの情報は、スポンサーとの兼ね合いなど無いから信頼出来る場合が多い。

雑誌はどうしてもメーカーや商品の悪口(正直な感想ね)をストレートには書けない。
思っていても、それをやってしまったら相互関係が崩れてしまう。

その点、我々一個人は違う。あくまで個人の使用感だが、これはダメ、これは良いと何の制限も無く言える。
それらの情報をチョイスしてカスタマイズするのは、閲覧した人の自由だし勝手だ。
だからこっちも何の気兼ねもなく放言出来る。

あ、日記の続きね。土曜の晩、19時前に仕事先へ向かったら・・前が見えない程の豪雨。
しかもドーンと雷が落ちて街中が一瞬停電。怖〜。

駐車場に到着するも、この豪雨の中、20mぐらい離れてる御婆ちゃんの家まで走らなければならん。
30kgのベッドを担いで豪雨の中、バシャバシャ。俺は夜逃げ屋か。

地元の名士の豪邸なので、門についても御婆ちゃんの家まで行くのが大変。
門から母家の脇を通過し、狭い通路をニョロニョロ通ったとこにある離れを目指す。

折りたたみとは言え、ベッドなのでガサがある。狭い通路で何度も引っ掛かり、もう頭から足先までズブ濡れ。
一応体と商売道具はタオルで拭いたが、そのタオルが絞れるぐらい。それだけ集中的に降った。

そのまま仕事をして帰宅。完全に風邪ひいた・・。
今日はBakky君が遠方からやって来る日。JUNさんも久々参加だ。
日曜なので海は諦め、マイナーな川巡りを考えていたのだが、上記の通り前日の晩に豪雨・・。

川は壊滅だろう。何処を回るか頭を抱えながらBakky君を迎えに。
M駅でBakky君を拾って、JUNさんを待つ。色々あったが合流し、とりあえず川へ。

濁りだけで増水はそうでもなく一安心。
しかし・・一番安定してるポイントにはウェーダー履いた爺さんがゴロゴロ。
何じゃこりゃ〜。ガックリしながら次の場所へ。ここは誰も居ないので、早速釣り開始。

1投目で良型GET!


JUNさんもGET!このTシャツを着る勇気があれば何も怖いものは無い。
Bakky君は初対面でこんなTシャツ着てる人をどう思ったのだろうか?


JUNさん、サイズアップ!やるねぇ。


苦戦していたBakky君にもHIT!イブサンローランが眩しい。


俺はアベレージサイズをポツポツ。


どうにか釣りが成立して良かった。


2人共、釣れた際、俺みたいに感情を出すタイプでは無いので困る。
釣れたか何だか分からないのだ。シレ〜ッと静かに魚をぶら下げてる。非常に分かりにくい。

対する俺やRICKYは「アニマル浜口&松岡修造」なので分かりやすい。
何が釣れても超嬉しそうなのだ。釣り人よ、修造たれ!感動を忘れるな!

静かにウグイをぶら下げるBakky君。


皆を「ダニーポイント」へ案内。案の定、皆の足元にはダニがビッシリ。
マッチョゴリラがキャーキャー言ってるのに、意外と平気な2人組。このコンビを平静維新軍と名付けよう。

ウグイとJUNさん。我ながら良い写真だ。


柔道Tシャツを着たイカレタ人とウグイ。


長身イブサンローラン男のナイスウグイ。


そんなこんなで遊んで、ここは終了。
Bakky君はいきなり今日の一発目のポイントで入水。全然車の事とか考えてねぇ。嫌がらせだ。

ここからマスの実績があるとこへ移動。今まで100%の確率でマスが出てる界隈だ。
アドベンチャーなとこを歩いて到着。しかし反応無し・・Bakky君が辛うじてウグイ1匹。

3人で上流へ歩く。JUNさんが浅瀬で掛けた!マスだぁ!ヒレピンで良いガタイ。


この後、必釣ポイントにBakky君を案内。
俺が言ってる通りにマスがバクッ!しかしノットがすっぽ抜け。先っぽが陰毛みたいになってた。

「おい〜!Bakky君、何やってるのよ。ノット抜けなんて釣り以前の問題だわ。」
この後、罵倒し続けてやった。このノッポ、後は釣るだけの御膳立てをしてたのにこれだからね。

ここから思い切って富士五湖方面へ移動。しかしこれが大凶・・。
酷い渋滞で動かない。「テメエら、日曜は早めに帰りやがれ!」車内で起こる37歳。

途中コンビニで餌を購入し、若干落ち着く。
山道をノロノロながら先へ進む。途中、対向車線のクラウンがキキ〜ッ!俺の車に突っ込んで来た!
コーナーを曲りきれなかったらしい。ひぇ〜と思ったらハンドル切ってガードレールへズドン!御愁傷様。

やっとこお目当ての湖に到着。3人でテクテク・・かなり歩く。
前回来たときはギルバスをバコバコ釣ったとこだが・・何も魚が居ない。おかしいなぁ。

全員、野薔薇に身を切り裂かれながら先へ進んだというのにこれか・・。
JUNさんが辛うじてギルを1匹。トホホ・・。


俺もどうにかギルGET!しかし魚が居ないわ〜。


大自然と戯れる元トライアスリートのノッポと変なTシャツを着たいやらしい人。


この後もハードな野薔薇藪こぎを敢行。
「野薔薇痛かったっす。」「あれ?だって今も刺さってるじゃん!」すかさず撮影、大爆笑。


JUNさんはハードなとこは来ないで三味線弾いてた。ずるいと言うか利口と言うか。
3人でヒイヒイ言いながら山道を帰る。

減退ミニゴリラ、元アスリートノッポ、似非柔道家の3人がテクテク。
この3人は仲間の中でも特にフィジカルが強いので、ハードコースでも大丈夫。

馬鹿話をしながらガハガハと。
「Sumiさんのブログのコメント欄にさ、エロいの張り付いてて笑ったよ。
でもさぁ、あれ俺だと思われないかな。確かクンニマスターとかいう名前だった。」

大声で「クンニマスター」とか言ってたら、前から女性がテクテク・・。
「こんにちは〜。」と爽やかに挨拶をするも、向こうは明らかに「こちらを見てはいけない系」の動きだった。
汗まみれで流血しながら竿を持ち、「クンニ」と叫ぶズッコケ3人組はさぞかし怖かったに違いない。

車に到着。「実は一番魚が居るとこはこのすぐ近くさ。どうする?」「行きましょう。」
Bakky君の決断で再び水辺へ。流石に元トライスリート、体力と身長だけはある(182cm)。

「メッチャ魚居ますよ。」「あれ〜?さっきの苦労は何だったのかな。」
ギルバスがプカプカ浮いてる。早速ギル君を。


バスも釣ったが水辺ポロリ。先へ進みたいが、中国人3人組が行く手を阻む。
「あれで何釣ってるんだろ・・。」「磯タックルみたいっすね。」
謎だ。コイを釣って食うのか?向こうでは常食魚だろう。

「あのマウンテンゴリオ君みたいな奴が邪魔だなぁ。」「プププ・・。」
デカイ体に磯タックルで道を塞いでいる巨躯中国人、マウンテンゴリオ。困る。
ゴリオのせいで先へ勧めないので一ヶ所で粘る。御蔭でバス釣れました。


小バスでもサイトで反応を見ながら食わせるので楽しい♪


イブサンローランノッポはギル。実はここに来て初釣果。


遠くのJUNさんが何か釣った。ボテボテと走る減退ゴリラ。
イカレTシャツを着たいやらしい人と嫌われ者の外来魚のツーショット。


イブサンローランノッポとデカギル。


俺はサイトで小バスをポツポツ。楽しい♪


マウンテンゴリオに近づくイブサンローランノッポ。巨躯対決!どっちがデカイか?ゴリオだ!
「あまり近く行くとドラミングで威嚇されるよ。」「ゴリオ近くは魚居なかったっす。」

中国人地帯のせいで探れる範囲が狭い。仕方ないので回って来るバスを狙い撃つ。
おっ!今日イチサイズだ。キャスト〜!ピシピシ!食ったぁ!ギュウウン!
ギャングスターだと小バスでも楽しいね〜♪これぐらいなら私的満足サイズ。


暗くなって来たので、慌てて次の釣り場へ。
JUNさんが仕事帰りに寄れる釣り場が幾つかあるので、それを教えるつもり。

この野池は朝夕なら結構数が出る。アベレージ20cmぐらいだけど。
今年はどうか?ズッコケ3人組が釣り開始。ネンブツダイ級のバスが入れ食いっす。


JUNさんはエロ長電話でなかなか釣りに来ない。俺とBakky君はチビと遊ぶ。
チェイス&バイトは一丁前なので面白い。ちっちゃ〜。


次の釣り場へ。ここはマスが釣れるとこ。
漁業権も関係ないミラクル釣り場なのだ。ってずっと来てなかったけどね。
HP開設以前は30〜40cmのニジマスやイワナをバコバコ釣った事もある。
TOMOはTDバイブレーションでニジマス釣ってたっけ。

探り始めてすぐにJUNさんにチェイス有り。しかし・・既に辺りは真っ暗。ダメだぁ〜。
これにて終了。とりあえずJUNさんに秘蔵ポイントの2つは伝授出来たので良かった。

車に乗って走り出すとピロロ♪げえ〜っ!2〜3ヶ月に1回しか入らない人から仕事INだ〜!
「早くても21時頃になってしまうんですが・・。」「あ、なら良いです。」ガックリ。
いつも1.5人分の仕事をくれる人なので、4500円稼ぎ損ねた。

イブサンローランノッポに「その分よこせ」的なアピールをするも、まるで伝わらない。
腹いせに夕飯を奢らせる事に。しかし日曜の晩、何処もいっぱい・・。

結局すき家に入る。「俺、パワーカレーにしようっと♪」「そんなメニューないですよ。」
「嘘!?あのカレーと牛丼の奴だよ。」「それあいがけじゃないですか〜。」「違うの!パワーカレー!」
必死に訴えるも、JUNさんとBakky君は「このゴリラ、何とち狂ってやがる」みたいな事を言ってくる。

メニューを見るも何処にも無い。
「だから言ってるじゃないですか〜。」「昔はあったの。今は廃盤になったんだよ。」
「今携帯で調べたら全く検索に引っ掛からないです。」「そんな酷い・・。パワーカレーは実在したんだ!」

パワーカレーショックでガックリしながらメガ何とかをムシャムシャ。これホントにメガかよ。量が無さすぎ。
会計は劣化トライアスリートが。変人Tシャツの人まで奢られてた。管理職なのに。

ここでJUNさんとはバイバイ。Bakky君を乗せて小1時間、ホテルに送って帰路に。
御婆ちゃんちに寄ってヨシコおばちゃんの作ってくれた夕飯をもらい帰宅。

ぷはぁ〜メッチャ疲れたわ。あの溶岩帯移動と野薔薇藪こぎがやばかったなぁ。
足はガクガクだし、その辺、切れまくってるし。

今日は折角来てくれたオナホーラー、いや元トライアスリートに良い釣りさせてやれなかったなぁ。
ガイドは本当に難しいと実感。釣り場や魚は1日で状況変わるからね。

さて、明日は海。楽しく釣りが出来ると良いな。

RESULT
川〜湖〜野池〜川
MAK
ブラックバス16匹(極小12匹含む)・ウグイ12匹・ブルーギル3匹
簡易自作ワームにて

Bakky
ウグイ・ブラックバス・ブルーギル
ワームにて

JUN
ウグイ・ニジマス・ブラックバス・ブルーギル
ワームにて



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