08 First half

H20年5月17日 土曜日

MAK・Sumiさん・TOMO

ここ数日、ヤフーの天気予報とにらめっこ。
先週、雨天の為に延期になったSumiさんとの釣り。今週は天気大丈夫そう。

各釣り場の状況は把握している。プレも良好だった。
折角こんな遠くまで来てくれるSumiさんに、何としても良い釣りしてもらいたい。
遠方から来て日帰りという強行策のSumiさん。1日しかないのでガイドにもハイプレッシャー。

昨晩は世界旅行も封印して21時に就寝。
しかし不安と期待が入り混じって、結局ろくに眠れなかったわ〜。

今回電車で来るSumiさん。
朝支度してると1本早い電車に乗れたとの事。こりゃ〜吉報だ。

忘れ物がないかチェックして、トランクを占拠していた格闘グッズ一式を降ろす。
よし!準備万端!いざ!Sumiさんを迎えに行くぞぉ〜。

M駅の30分無料駐車場に入れて、駅の改札付近で待つ。
あれ〜?もう来てる頃なのになぁ。同じ電車の他の客はほぼ通過。ちゃんと来るかなぁ?
出会い系サイトで知り合って待ち合わせる時ってこんな気分なのかしら?

あ!あの人、Sumiさんだ〜!HPで一枚だけ顔が出てる写真があるので分かった。
Sumiさんも筋肉ダルマを認識。ここでUターンとかされなくて良かった。挨拶を交わして車へ。
いやいや不思議な感じですなぁ。Sumiさんの荷物を積み込んで、海への最短ルートを進む。

色んな話をしながら地元の海へ。
風がかなり強いのが心配だが、雨の不安は全くない。
今日最初の釣り場に到着。車を降りて支度するSumiさん。今日はロッドが4本もあるという。

先ずはSumiさん希望により、ゴロタのムラソイ狙い。
ゴロタに行く途中の港を覗いて、良いリアクションをするSumiさん。
綺麗な海や釣れそうなポイントを見つけた時のTOMOとそっくりだった。

ゴロタに着くも苦戦を予想。
潮位が最悪。ド干潮なのでオイシイとこが殆ど陸地に・・。
少し穴釣りをしたが不発。キャストすると反応が結構ある。

俺はササノハをGET!


向かい風なので0.9gではまともに飛ばない。
Sumiさんはゴロタ用に6lb。余計に飛ばないのでタックルを変えようと車に戻る。

かなり風が出て来たので、ゴロタを見切って港へ移動。
Sumiさんと2人でスロープ付近にいると「釣れますか?」TOMOが登場!
今日は仕事なのだが、Sumiさんが来るので何とか都合をつけて合流したのだ。

挨拶を交わし、色々話し始める2人。いきなりフランクな雰囲気だ。
少し歩いて係留船の間や陰を狙ってみる。

ここではネン師匠が連発。SumiさんもGET!
「いや〜1匹出たら楽になりました!」「そういうもんなんですよね〜!」


俺はマハタやミニアナハゼをGET!
大本命のササノハがバイトすらないのが気になる。まさかな・・。

ここから3人でテクテク。
ネンの濃いエリアを発見。ここでネン祭り。今日の師匠は攻撃的だぜ。
ガハガハ言いながら3人でネンをバシバシ釣って歩いて移動。ササノハの好ポイントは不発・・。
一番堅いと思ったササノハが全然釣れない。ヤバイ。

Sumiさんが釣りたかったムラソイを釣るMAK。
割れ目を丁寧になぞってたら出ちゃったんだもん。ドピュッ。


ここから先はダメで車に戻る。
しかし戻る途中、すぐに牛歩になって釣りを開始する3人。
その牛歩ぶりが凄い。Sumiさんが過去最遅、キング オブ 牛歩だ。
その近くには元祖牛歩のTOMO。ちっとも車まで到達しない・・。

でもネンで喜んでくれるSumiさんを見て安心。やはり俺の目に狂いは無かった。
一緒に釣りをするのに、こういう価値観って凄く大事だもんね。

やっと車付近。しかし皆で糸を垂れてる。
ムツっ子やネン師匠は、どこでも絡んでくると言っても過言ではない。

Sumiさんは水深がある場所なのでメタルジグにチェンジ。
ヒュンヒュンとアップテンポに誘ってフォールを繰り返している。
するとギュウウン!Sumiさんのロッドが曲る!

おお〜!地元ULでは良いサイズのマハタだぁ〜!凄いぜ!Sumiさん!


そろそろ昼近く。コンビニに行って昼食。俺は珍しくオニギリ2個。
皆で漁協の駐車場に移動してムシャムシャ。Sumiさんから色々聞いて大笑いしてしまった。

自分がLINKをお願いしたのだが、Sumiさんは以前から俺のHPをブックマークしてくれてたそうだ。
これは運命的でしょ〜。しかし当初は俺のHPの異常ぶりに戸惑っていたらしい。

LINKのお願いが来た時に「うわ〜!この人からメール来ちゃったよ!」と驚いたとの事。
そりゃ驚くよなぁ。俺も現在「お気に入り」に入れてるサイトさんからLINKのお願い来たらビビるもん。
俺にコンタクトとる手段がHP上にないから来るはずないんだけど。

SumiさんもSumiさんのLINK先の方も、「この人、どんな人なんだ?」と思ってたらしい。
魚は凄い釣ってるのに(釣ってないです・・)、必ずエロい事が書いてあるし
マッチョなのにUL好きでミスマッチだし、一体頭の中はどうなってるんだろう・・・と心配してたようだ。

すみません・・仲間が下ネタ書かないとつまらないと言うもんで。
俺だって嫌々書いてるんです。皆に合わせて。御理解下さい。
あれ?皆のブーイングが遠くから聞こえるぞ・・。

腹ごしらえもトイレも済ませ、次の釣り場へ!
しかし今日の本命コースに入れてたとこは満員御礼・・。
仕方なくスルーして、次に気になっていた釣り場へ。

よっしゃ!とりあえず駐車出来たぞ。あとは釣り場が空いてるか?
3人でテクテク歩いて釣り場に到着。お!誰もいないぞ〜。

漁師が数人いるが、悪い事をしてる訳じゃないし、釣り禁止でもないからOKだろう。
3人で釣り開始!ここはオールサイトで遊べるので楽しい。

岩の間にワームを漂わせてたらHIT!「あ〜!ムラソイに続いてやっちゃった!」
Sumiさんが今回の釣行で狙ってる魚種であるカサゴをGET!


「あ・・」TOMOもGET!Sumiさんの邪魔をしまくる2人。
「出ちゃったんだよ。ダメなホストだ。」「こっちも出ちゃってるよ。」とブーブー屁をこく俺。


「あ!」何かが横っ飛びでHIT!良い引きするね〜ってまたカサゴ!この後、もう1匹。


TOMOは先に行ってデカフグと戯れる。凄いパワフルで楽しそう。


俺はマハタ。今日は結構出そうだぞ。


血液型の話になって、この居心地の良い雰囲気はO型かと思ってたら・・。
ホントにO型でした!いや〜ビックリ。TOMOも「やっぱりな〜。」

血液型での違いを心底信じてる訳じゃないが、俺の少ない仲間にはO型が多い。
TOMO、RICKY、KIYO、JUNさん、N西さん、そしてSumiさん。
他のKやBABSON、MASAがダメって言ってるんじゃないからね。
あくまで統計的に見るとって事。

この釣り場で実績のあるヘチをSumiさんに探ってもらう。
するとHIT!やった〜!Sumiさん初カサゴGET!これ小さく見えちゃうけど良いサイズでした。


TOMOはサイトでメバルやマハタをGET!
仕事の都合でここでタイムアップ。今日は短時間でも釣ったねぇ。
去り際に「楽しんでいって下さい。」とTOMO。嫌がらせで釣りまくったくせに。悪い男だなぁ・・。


ここからはSumiさんと2人で叩いていく。
俺はちょい投げ、Sumiさんはヘチ。こうすれば2人で狭いポイントでもOK。

Sumiさんカサゴを追加!コツを掴みましたな。


俺はちょい投げでボトムをとってトラギス。結構パワフル。
簡易自作ワーム極細は食い込みが良いので何でも釣れる。


Sumiさん、レアなコスジGET!
綺麗なコスジだなぁ。オレンジ色が鮮やか。


この間もネンは釣れ続ける。
Sumiさんは「ネン様」と呼んでいる。ヨン様みたい。

2人でちょこちょこ追加しながら探っていく。Sumiさんはカサゴ連発。
Uターン場所まで来たので、釣り出来ないルートで車に戻る。
同じ道を帰ると、恐らくSumiさんの帰る時間になってしまう。

車に戻って水分補給、Sumiさんの500mlのペットおごってもらいました。
ご馳走様です〜。ここんとこ故障だらけで医療費だけでも厳しいのよね。

次の釣り場に向かうも、こっちは風&波が出てる。
むう〜苦戦するかも。それでも実績のある港なのでチャレンジ。

「ここはフライでやってみます。」遂に出た〜!Sumiさん、得意の海フライ。
こんな間近でソルトウォーターフライフィッシングが(長い)見られるとは。

ここからはSumiさんの海フライ劇場の開幕だ。
慣れた手付きでフライの準備をし、探り始めるSumiさん。
いつもは完全サイトで遊べる港なのだが、風と波で殆ど見えない。
これではフライは厳しいんじゃないか・・正直そう思っていた。

丁寧にヘチに落とし込んでいくSumiさん。ああやって探るのか〜。凄く勉強になる。
俺がやったら今にもモジャりそうな動作を涼やかに行っている。流石だぜ。

係留船のロープが張り巡らされ、スピニングでも攻めるのに難しいとこ。
そこへフライをスッとぶち込んじゃうんだから凄いよ。
バックスペースを必要としないのにも驚いた。

「釣れた〜。」とアナハゼGET!おお〜凄い!
そしてその直後、ギュイイイン!何と!ナイスサイズのカサゴをGET!やるぅ〜!


こんな感じで探るSumiさん。
フライリールって黒鯛の落とし込み用リールに似てるよね。
スタイルもヘチ釣りだし、こりゃ黒鯛師と間違われるかも。あ、ラインが全然違うか。


俺はこの港で苦戦。何とかマハタをGET!


Sumiさん、今度はフライでマハタもGET!海フライ恐るべし!


次々にフライでマハタを追加していくSumiさん。
難しい事を事も無げにやってのける。カッコイイ。


苦戦中の俺は0.9gでフルキャスト。飛ばないけど。
ボトムをとったらコツン!あれ〜?君は誰だっけ?オオモンハタだな、多分。


車まで戻って水分補給。Sumiさんはフライのまま行くと言う。
今度はさっきと反対側へ。Sumiさんはヘチ、俺はちょい投げ。

ヘチを探るSumiさんのフライロッドがブチ曲る!
良いサイズのメバルじゃないっすか〜!


俺は地味にコスジ。でも魚種が出てるよ〜今日は。


Sumiさんはアナハゼ。


Sumiさん、マハタも絶好調!良い突っ込みするんだよね〜。


ネン様もフライでGET!


Sumiさんに薦められ、タックルを借りて海フライを体験する事に。
俺も結構フライで遊んでるが、フライの楽しさはダイレクト感、マニュアル感だと思う。
キャストは両腕を駆使、基本ギア比1対1のリール、ファイト中にラインを手繰るのは自分の手なのだ。

Sumiさんのロッドは5/6番。小物と遊ぶには硬いんじゃないかと思ってた。
ちょっとお借りしてネン様狙い・・難しい。

慣れてないので、スピニングよりも細かいアクションがつけられないぞ。
それでもラインを引いたり、ティップを動かしたりでフライを操作。面白い!
スピニングタックルの釣りがオートマチックならフライはマニュアルだ。

やっとネン様がHIT!おお〜!5/6番でこんなに手ごたえあるのか〜!
難しいけど1匹の重さが違うなぁ。


こりゃ手持ちの2番で試したいとこ。次回の単独釣行でやってみようっと。
Sumiさんみたいにカサゴやハタを釣るのは無理そうなので、ネン様で修行じゃ。

スロープでSumiさんがマダコ発見!デカイ!
近くに、以前から何度も喋ってるのに全く覚えてくれない漁師のオッサンがいたので呼ぶ。
この人、風貌はチンピラチックなのだが、漁師にしては奇跡的に優しいのだ。

「オヤッサン!タコいる!タコ!」「ま〜た嘘言え〜!何処に〜?」
隠れた穴を見てたので教えてやる。穴は別の場所に幾つも繋がってるらしい。
「ホレ!あんなとこに出たじゃんか!な?な?」「オヤッサンすげぇなぁ〜。」

Sumiさんは海で生きたタコを見るのも初めてだそうだ。
オヤッサンのタコ獲りショーのアシスタントを務めるMAK。
無事にマダコ確保〜!Sumiさんに変わったものを見せられて良かった。

「持ってけって!遠慮するな!」とSumiさんにタコを持たせようとする、俺を覚えてくれない漁師さん。
この人、いつもこんな感じで、何か良いんだよね。一切覚えてくれないけど。
「持ち帰る道具が無いので。」と丁重に断るSumiさん。

オヤッサンからカサゴの情報を聞く。サバの切り身で釣れてるらしい。
スロープに移動し、カサゴを2連続GET!


行こうとしてた岸壁は風&波でダメ。
次の釣り場へ急ぐ。Sumiさんのタイムリミットが迫る。

タイムロス覚悟で少し足を延ばして巡回するも、有望な釣り場は全部入られていた。
サブで考えていた釣り場で最後の勝負に賭ける。

Sumiさんはフライ、俺はスピニング。
キャストレンジの関係でヘチはSumiさん、ちょい投げは俺。
ネン様は相変わらずガンガン食って来る。Sumiさんもネン様追加中。

少し薄暗くなっており、メバルの追い方が変わって来た。
昼メバメソッドにHIT!やっぱメバルは引くねぇ〜!


ここで3連続HIT!さっきまで完全シカトしてたくせになぁ。


Sumiさんのタイムリミットはあと僅か。
ネン様の群れの中からクロホシをGETするSumiさん。
余所見してたら、更にカサゴまでGETしてる!これも良いサイズじゃないですか〜。


暗くなって、これからって時にタイムアップ。
Sumiさん、泊まりで来なきゃダメですよぉ。

車まで戻り、そこの港で最後に1匹釣ろうと釣り開始。俺はクロホシGET!


Sumiさんも夜の海フライに苦戦しつつもクロホシGETで終了。
いや〜1日があっと言う間だったなぁ。

Sumiさんを駅まで送る。何だか名残惜しいのう。
入場券で入ってホームでバイバイしようと思ったけど、ゲイカップルと間違われると困るのでやめておく。
改札でSumiさんと別れて帰宅。

今日はホントに楽しかった。全員かなり良い釣り出来たしね。
俺が怒涛の11魚種!初めてのSumiさんが7魚種!短時間のTOMOが7魚種だもんね。
カサゴやマハタの数も相当出たなぁ。ネン様は三桁確実に行ってると思う。
休日の真昼間、疑似餌での釣果だよ。いや〜凄いわ。

昼飯食ってる時に3人で話したんだけど、ネットが無けりゃ出会えなかったんだもんね。
昔から人のPCで見てたSumiさんのHP。本人とこうして釣りが出来るなんて考えてもみなかったよ。
「気づかなきゃ 今でも知らないまま いつからか かけがえのない仲間」
nobodyknows+の「どうよ?」の歌詞、ドンバマリ(造語)でしょ!

不思議な事にSumiさんと釣りしてて、違和感が無いんだよね。
いつもつるんでる連中と釣りしてる感覚。TOMOもそう思ったんじゃないかな。

話しやすさもスキルも申し分ないSumiさんだからだろうね。違和感無いんだよ、ホント。
あと魚に対しての姿勢、価値観が同じっていうのが大きいね。

元々俺はSumiさんのHPを見て淡水ルアーを知って覚えた人間だからな。
魚に対しての考え方が師に似通って来るのは当然だね。
ルアーを始めた頃に良い人の影響を受けて本当に良かった。

何だかホントにあっと言う間だった。
Sumiさんにはお姉ちゃんの多い職場でガンガン稼いで、ガンガンこっちに来て貰いたい。
最低1ヶ月に1度くらい。出来れば泊まりでね。

エンポウヨリ トモキタル・・
楽しかった1日は次回への布石。
Sumiさん遠方釣り場通いの幕は開いたばかりだ。

RESULT

MAK カサゴ5匹・マハタ6匹・ササノハ3匹・アナハゼ6匹・メバル3匹・クロホシ3匹
ムラソイ1匹・コスジ1匹・オオモンハタ1匹・トラギス1匹・ネン∞
簡易自作ワームにて

Sumiさん カサゴ9匹・マハタ7匹・コスジ3匹・クロホシ2匹・メバル1匹・アナハゼ1匹・ネン∞
ワーム、自作フライにて

TOMO カサゴ1匹・アナハゼ1匹・ネン2匹・ササノハ1匹・マハタ2匹・クサフグ2匹・メバル2匹
ワームにて



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