08 Second half

H20年11月21日 金曜日
すそのフィッシングパーク
MAK・オトン・オカン

どうも。ビッグフットが振り向く映像が嘘臭いと子供心に思ってたMAKです。
あれはやはり捏造で、中に入ってた人が暴露しちゃったそうな・・いけませんねぇ。

今日は・・そう、両親と管釣りなのであります。
今月末までキープ無制限の「すその」に食材確保を兼ねての釣行です。

前回5時間券で2匹というテイタラクぶりを晒したオトン。
それからは「本を見せてくれ、ビデオはないか?」と学習意欲を見せまして・・。
俺の手持ちの本やらビデオやら(釣りの)を見まくりの日々でした。よっぽど悔しかったんだろうなぁ。

俺は水曜のM塾、木曜の釣り&某ジムで風邪気味だったのが風邪に・・。
それで今日。正直、キャンセルしたかったが、オトンはやる気満々。
木曜の晩に某ジムから帰宅したら、客間?にタックル一式とキープ道具がドッチャリ・・。

朝起きた時点で完全に鼻は通らず、喉がヒリヒリのヤバイ状態。
「今回は1日券でやる!」とうるさかったので、この体調で泣く泣く付き合わなければならん。

キープ班、班長のオカンもやる気満々。
今回はオトンより魚を釣る俺をピタリとマークし、釣れたそばから魚に襲い掛かる作戦。嫌だ・・。
「すその」のHP見たら、「是非、お持ち帰り下さい」とあるから良いのだが・・。

フラフラ状態で「すその」入り。
オトンは早くも海を前にしたSumiさん状態で興奮しまくり。管釣りで慌てすぎだっての。

今回は「不動王」返上を宣言したオトン。前回、5時間全く同じ場所にいて釣れなかったのが響いてるようだ。
「大物、大物」とうるさいくせに釣れないオトンに「川で魚を釣る勉強をしろ」と以前から言ってたのに今まで無視。
今回は、丁度ここの場長?のIさんが本に同じ事を書いてあって、それで納得したオトン。
素直に息子の言う事聞いてくれ・・。

川は比較的イージーで、釣る気になればヤバイ数が釣れてしまう。
すそのはこの様に難度が違うエリアがあるってのが良い。格闘技で言えばスパーする場所だわな。
ルアーの泳ぎをチェックしたり、そのルアーがどういう時に魚がバイトするかとか、非常に勉強になる。
俺の場合、川の無垢な魚と戯れるのがメインになりがちだが・・。

先ずは下池からスタート。うう〜寒いわ〜。体調不良だってのに寒風吹き荒れとります。
すそので実績のある自作トップ軍団で釣り開始。

先ずはタマムシペンシルから。あれ?前回は良い感じに水面炸裂したのに静かだな・・。
朝イチは寒いからダメなのかな。しつこくキャストしてるとモワッ!ブラウンが食って来ました。


今日は俺の背後霊と化してるオカン。早速ガサガサとビニールに入れてクーラーへ。
「アンタ、目を離すとリリースしちゃうから。」と目をギラつかせている・・嫌だ。

今日のタックルはホーネットスティンガーに05アルテに3LB。
管釣りにこのロッドで来る人はなかなか居ないよね。

対岸のオトンは苦戦中。俺はトップのみでポツポツと。良いサイズのニジマスもGET!
いや〜ここの魚は良い引きするね。前回はそれ程感じなかったけど、今日はやたら疲れる。熱があるんだな・・。


釣れたマスは全てオカンの手によって捕獲されていく。
移動用の小さいクーラーがいっぱいになると、車に積んであるデカクーラーへ置きに行ってる。
その間に釣れると猛ダッシュで走って来るのが非常に恥ずかしい。怖い。

スプーン、クランクを使う人が殆どの中、トップのみで男らしい釣りをするMAK。
実は他の釣り方で釣れないだけでして・・。


平均40cmクラスのニジマスやブラウンがバクッ!とトップに出るんだからタマリマセン。
今すそのはブラウンが超多い。自然界では滅多にお目にかかれないから嬉しいです。カッコイイね。


あ〜背中がゾクゾクして来た。月曜日はKIYOの試合だってのに、この寒風の中、1日券かぁ・・。
フラフラだってのに魚は結構出るのよね。タマムシ、ブーチンPOPで7〜8匹釣ったかな。


ブーチンPOPをプカプカさせといたら・・物凄いスピードでニジマスがバクッ!そのままギューン!
おわ〜っ!ホーネットでも止められん!そのままギュンギュン突っ走って・・プチッ!ギャーッ!
またもここで自作トップを1つ失くしてしまった・・。ガックリ・・。しかし凄いパワーだったわ〜。
あれが噂のメタボ鱒かしら?同じドラグで全然止まらないんだもんなぁ。

お!オトンも釣れた模様。良かった良かった。ここからオカンは勿論ダッシュ。


ブーチンPOPを失った悲しみから立ち直れないので、市販のトップを使ってみる。
以前中古で買った「T・ピポット」の黒。ギルの釣果は自作トップに遠く及ばなかったが果たしてどうか?

キャスト!お〜!飛ぶぅ〜!自作はバルサで超小型だから飛ばないんだよね。
チョコチョコと波紋を出して誘ってるとモコッ!HIT!ピポットやるじゃん!


トップ使ってるの俺だけしか居ないんだなぁ。俺これしか出来ない・・。
キャストして長めのポーズ・・そこからバシュッ!と動かして、また長めのポーズ・・。
ガボゥ!HIT!いや〜トップは楽しいなぁ。


「T・ピポット」良いわ〜。また中古で見つけたら買いですな。


10匹位釣ってオトンのとこへ。3匹釣ってた。とりあえずホッ。
ここから川へ。オトン、すそので初の川体験。俺は川が好きだわ〜。


自作各種でほぼ入れ食い。これは100円ショップのビーズにフック付けただけ。


自作の中でもコガネムシマイクロが最強。着水と同時にバコバコ。


ここにもオカンの魔の手が!「チビだから、やめようよ。」「全部持って帰るさ〜!」もう嫌・・。
川エリアは今月末まで50匹まで。しかし無茶な数だわ〜。22日からブルックに切り替えるみたいだね。
アレコレ日記にブラウンだらけになってしまったので、と書いてあったわ。ブルック釣りたいなぁ。

あ〜もう立ってるのも辛い。でも貧乏根性で1日券買ったんだから、と釣り続ける。
オトンはヘタクソなくせに「チビばっかだろ?」と川を否定してたが、超ハマってた。
タックルベリーで50円で買ったトップが1キャスト1ヒットでウハウハの模様。

川でのヒーリングを終え、上池へ。今日は今までのすそので一番混んでるわ〜。
吐く息が熱い。こりゃ38度超えてるな。でもオトンがやたらハッスル中だし頑張るか・・。

上池でもトップで数匹。トップ投げてるの、下でも上でも俺だけだった。


しかし寒いわ〜。寒風の上に物凄い突風が・・。
砂埃が凄まじい。この場所、モロに風受けちゃうな〜。体に悪い・・。

トップは風に流されてしまうので、すそのでは釣った事の無いクランクにチェンジ。
今朝、オトンの為に買った釣り雑誌でクランクの使い方を見て来た。その通りにやってみるか。

キャスト!巻き巻き・・ガッツン!うわっ!HIT!ギューン!
巻き物のバイトの衝撃って凄いのね。ビックリ。初めてクランクで釣れました。


ここから奇跡のクランク4連チャン。何処のメーカーだか分からんマイクロクランクが良い感じ。
これ海でクサフグしか釣った事なかったのよね。

途中、車でオニギリ&チョリソー&生姜焼きで命を繋ぐ。
カイロを背と腹に貼って、栄養ドリンクを飲んで・・俺は何故ここまでして釣りせにゃいかんのだ・・。

オトンは疲れも見せずに立ったまま釣り場でオニギリ食ってる・・。
まぁこんな事が出来るのもそうそう無いだろうからなぁ。親孝行という事で頑張ろう。

ここから幽体離脱状態で釣りしてたので写真撮る余裕すら無し。
でも・・幽鬼になってからの方が良い感じで釣れちゃったりして・・もうフラフラ。
レーベルのNHK教育TVのキャラ風のオタマジャクシみたいなルアーも結構良かったです。

時刻は16時・・遂に寒気が酷くなり車へ。
暫く休んでたらオトンが「もう帰ろう!」とやって来た。
休んでるからやれ、と言っても「気になって集中出来ない!」と逆ギレテンション。
何じゃこのジジイは!「1人でやってりゃいいじゃん。」「いや、もう帰る。悪いからいい!」
オカンと2人でギャースカ言ってたら「じゃ、やる。」世話の焼けるジジイだ。ホント。

車の中からオトンを観察。お!HIT!しかも4連続!なかなかやるねぇ〜!
その度にオカンが走り回ってるのが面白い。「ハハハ!」車の中で笑ってしまった。

17時過ぎまで休んで、ラストまで頑張ろうとするも・・入る場所がない。
あくまで俺的にであって、他の人なら平気で入る距離なんだろうけどね。
俺は自然環境下の釣りが99%だから、その時の人との間合いが抜けきれない。

仕方なく川へ。うわ〜真っ暗だ。
街灯があるとこでキャスト!もうガボンガボン。投げれば釣れる。楽しい♪

入れ替えされてしまうブラウン達と遊んでると、後ろから「釣れますか?」
オトンとオカンが立っていた。車で寝てると思い、切り上げて来たら居なかったとの事。
時刻は17時半。やっとこれにて終了となりました・・・。

体調悪くなければ、もっと楽しめたんだけど、今回は苦行?修行?的な釣りになってしまった。
体調悪そうにすればオトンが気を使って逆ギレ(気をつかってないなこりゃ)するし・・。
それでも両親は楽しそうだったから良いとしましょ。オカンは1日頑張ったなぁ。

帰宅後、俺は熱でダウン。両親はおびただしい数の魚を捌いている。
RICKYがY便ついでに寄ると言うので、俺ベストと貰い物のグラサンと魚を誕生日プレゼントにして持たせる。

今日はきつかったけど、クランクの使い方がやっと少しだけ分かったのが収穫。
トップとミノーでは今まで何処の管釣りでも釣ってたけど、スプーン、クランクは大の苦手だったからなぁ。
まぁこれもオトンのお陰だね。管釣りという特殊な環境下でのメソッドではあるけど、知ってて損することないし。

オトンの数は分からんが、俺は上下池で15〜20匹位、川で25〜30匹かな。
フラフラでよく覚えてないけど。ブラウンばっかで、ニジマスは7〜8匹だった。

「今度はブルックが入るのか・・。」早くもオトンが反応。
また行きたいと言い出すなぁ、こりゃ。

ミクには書いてるけど、これはこれで色々大変なのよ。
自腹切らないで管釣りで釣り出来て良いなぁと思われるだろうけど、そんな簡単なもんじゃないのだ。
タックル、ライン、ルアーの準備、メソッドの勉強、ルアー初心者のオトンに魚を釣らせるのは大変なんですわ。

でも今日で何かをつかんだオトン。もう今までほど手がかかる事もないな。
次からは純粋に管釣りを楽しめそうだわ。管釣りといえど「釣り」。これはこれで楽しいもんね。

今度は仲間とも一緒に来てみたいな。

RESULT
すそのフィッシングパーク
MAK ニジマス・ブラウン
自作トップ各種、市販ルアー各種にて

オトン ニジマス・ブラウン
市販ルアー各種にて



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