08 Second half

H20年12月14日 日曜日

MAK・RICKY

今日は日曜だし、やる事ないなぁ。雨があがったら独りトレでも軽めにやるか。
そうそう、ワームが無かったな。ラインも巻き替えなきゃ。

11時頃、ワームをチョキチョキ・・すると携帯が鳴る。
誰だろ?出てみると、いつも火曜の午前中に入れてくれるお客さんの知り合いの方。
前回「この人から電話あると思うよ。」と名刺を渡されたので、苗字を覚えていた。

今日の13時に仕事を頼みたいとの事。ありがたいですなぁ。
早めに飯食って、ヒゲ剃ったり何だりして支度。

13時ちょい前にお客さん宅に到着。
凄く感じの良い方で安心。もう15年来かかってる盲目のマッサージ師さんが居るとの事。
今回は付き合いでやってくれたんだろうなぁ。

KIYOが俺のお得意さんの店で御歳暮買ってくれたりしたからね。
優しい友と律儀なお得意さんに感謝です。

もう施術も終わろうかという時、携帯が。
「出なよ。お客さんだとまずいじゃん。」と気遣ってくれたので出てみるとRICKY。

その前にメールも入ってた。ウグイ釣りと治療のお誘い?だった。
終わったら連絡するよと電話を切って、無事に施術を終えてRICKYに電話。

MAK宅で待ち合わせる。
急いでベッドを降ろし、白衣を脱ぎ捨てて釣り支度。いや〜今日は忙しいなぁ。
RICKY車に乗り込んでウグイ釣り場へGO!

とことこ1時間弱で到着。大ウグイ釣り場には誰もいないが・・途中釣り少年2人とすれ違う。
むう〜叩かれたか。厳しいかもなぁ。冷え込んでるし、おまけに最悪な満潮だし・・。

70匹ポイントに入ってキャスト!いきなり1投目でHIT!しかしバレる・・。
今日のタックルはホーネット&05アルテ&フロロ3LB。

たまにコンッ!と当たるがなかなか乗らない。
よっしゃHIT!無事にボウズ脱出。今日は渋いぞ〜。


RICKYもバイトは頻発してるが乗せられない。
コルキッシュ&初フロロなので、バイトの伝達具合が今までとはかなり違うらしい。

俺は渋いなりにポツポツ。


むう〜前回の鬼爆が嘘のようだわ。
まぁ先行者有りの水温低下の満潮、まだ釣れるだけマシか。
これだけ条件悪いとノーバイトの時も多いからね、ここは。

やっぱウグイは楽しいなぁ♪今日もアベレージ尺絡み。


RICKYは俺と釣りに出た時はボウズ無し記録を更新中。
本人、かなり焦ってるけど、それだけバイトがあればいけるでしょ〜。

コンッ!うりゃ!ウグイのバイトに思い切りフッキング!スポーン!すっぽ抜けた。
ヒューン・・カシーン!!ぎゃあああ〜っ!ロッドが・・・折れたぁぁぁ!


すっぽ抜けたジグヘッドが天文学的な確率でホーネットスティンガーを直撃!
日本刀で手裏剣弾いたみたいになっちゃったなぁ。俺の愛刀、ポッキリ逝っちゃいました。
しかし今年はロッド折りまくりだなぁ・・。コレまだ買ったばっかなのに・・。

ま、仕方ないやね。免責あるし凹むのはやめよう。
まだスピアもあるしウグイスティックもBIGEYEもスウィートウォーターもあるし。
でもスピアは近々折る。確実に。

ホーネットは変わり果てた姿に。3つめのガイドから下がポッキリ。かなり短くなったな。
「折れた刀でも闘う!それが侍!」構わず釣り続行!RICKYは無茶だと大笑い。

キャスト!飛ばねぇ〜。でも諦めんぞ・・ゴツン!HIT!「ヤバイ!これデカイ!」
折れたロッド1投目でHIT!しかもかなりの大物!ギュンギュン突っ走る!
「これ抜けないわ!ほら!」「うわ〜デカイ!」ここでは幻の40cmクラス!

かなり無茶して水辺まで降り、ランディングしようとしたら・・ポロッ。外れました・・。
このクソ寒い中、右足水没してまで頑張ったのに〜。

「凄い!ネタ的に最高!」「写真撮りたかったなぁ。」
ロッド破損後、無茶なロッドでビッグワンをかけ、右足水没。濃密な5分間だった・・。

しかし、侍はこれで終わらない。「おっしゃ食ったぁ!」ウグイGET!


ガイド4つのホーネットスティンガーでもウグイを釣り続ける!またも大物HIT!
しかしこれも上げられない・・満潮時に限ってこんなの連発かよ。

ここは2LBで37cmをぶっこ抜いてるが、コイツを抜こうとしたら・・顔しか水面上に出ません・・。
40UP確実。3LBだしイチかバチか勝負〜!一瞬でバチーン!終了。

辺りは薄暗くなり、RICKY焦りまくり。またも俺にデカウグイHIT!
「今度もやばい〜!」「ワハハハハ!」RICKYはこのロッドで釣ってるのが面白くて仕方ないらしい。
今度は辛うじて抜けました。36〜7cm!この太さを見よ!さっきの2匹、何cmだったのかなぁ・・。


更に追い込まれるRICKY。クソ寒い中、雨がパラついて来た・・。
それでも「やめよう」と言えないオーラが・・。


RICKYは排水口の上で勝負に出る。俺は折れた刀でも闘い続け、ウグイを追加する。
雨は結構な降りだが、遠くのRICKYに雨を気にする素振りは全く無い。

こっちに戻って来て最後の勝負。「食った!あ〜っ!」RICKYこればっか。
「こんな氷雨降る中さ・・俺らウグイ釣りへの情熱が凄いね。」「うん。」
粘るRICKYだったが、遂に諦めの言葉が・・ボウズ確定か?!

2人でテクテク車に戻る。
「イタチの最後っ屁でT港は?」「いや、もう時間が・・あれ?まだ17時半!T港行くぞ〜!」
T港へ向かう馬鹿2人。でもここ激戦区なのよね〜。

「あれ?空いてるじゃん!」2人でポイント確保。釣り開始〜!
むう〜渋い。って俺ロッドあのままね。勿論。

RICKYは移動して広範囲に探る。記録を絶やしてはならんと頑張ってるのだろう。
俺も反応無し。「よし、帰ろう。」RICKY、遂にここも諦めてテクテク。

「ちょっとここで最後っ屁。」俺が帰りがけにキャスト!するとHIT!
おっしゃあ!セイゴGETじゃ!連続HITしたが抜き上げポロリ。


しかし更にHIT!コイツは引きました〜♪ってロッドあんなんだけど・・。


RICKYにメソッドと場所を教えて頑張ってもらうも・・ノーバイト。ここでホントの終了〜。
「記録はいつか途絶えるものさ・・。」「そうだよ、イチローだって200本打てなくなるんだし。」

今日はホーネットスティンガーは短い生涯を終えたけど、釣行自体は楽しかったなぁ。
「あのまま釣りするとは思わなかったよ。」「侍、燃ゆ!刀が折れた位じゃ侍は闘うよ。命ある限り。」

帰り道はRICKYのカミサンに敵視されてる話で盛り上がる。
ウチの仲間内で何故か俺だけ。っていうかRICKYの知り合いの中で俺だけ。KIYOのがよっぽどKYなのになぁ。
俺って何処のカミサンにも評判悪いんだよな。結婚する前も仲間の彼女らにも。
きっと俺の中身が「女」って事を第六感で感じ取ってるんだろうな。

釣りも帰りの話もおかしな感じだったけど、まぁ楽しかったから良いかぁ。

RESULT

MAK
ウグイ10匹・セイゴ3匹
簡易自作ワームにて

RICKY
ボウズ



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