09 First half

H21年4月3日 金曜日
柿田川フィッシュストーリー
MAK・オトン

どうも。髪の毛がなくなるのと比例して人間が丸くなってきたMAKです。
文字通りのツルッパゲになる頃には、何事にも動じずニコニコしてる事でしょう。

恐ろしい事にですね・・まだ体がおかしいんですわ。
喉仏の左側から耳まで、首の左半分が痛くて火照ります。
微熱程度だけど熱も上がったり下がったり。まるで人生のようです。

何かスカッ!としたいと思ってたとこにオトンから管釣りへのお誘いが。
2日を予定してたんだけど、気温が下がって風が強いとの天気予報を信じてパス。
結果、そんなに悪天候ではなく、美人の気象予報士さんにやられた感がアリアリです。

そういう訳で本日3日、決行へ。場所はKFSです。
以前から思ってたけど、何故フィッシュ「ストーリー」なのか?ストーリーとは何ぞや?
経営者の柿太郎さんに直接聞く訳にもいかんので、永遠の謎です。

ストーリーと言えば物語と解釈してしまいがち。
気になったのでウィキペディアで他の意味がないか調べてみました。
「小説、戯曲、映画、漫画等の創作物における筋のこと」
柿田川魚物語、柿田川魚戯曲・・。どうもしっくり来ないなぁ。

気になってもっと調べてみました。ん?これか?!
フィッシュストーリーとは「ホラ話」という意味もあるそうだ。柿田川ホラ話・・どうもおかしいなぁ。
気になり出すとトコトンなメンドクサイ人間なので、ここで一度切りましょう。え〜釣行記と。

オトンは老眼と闘いながらセッセと自作した珍妙なルアー達を試したいらしい。
タックルケースの中は超ビジュアル系のファンキーなルアーで埋め尽くされている。
俺がアイデアを出して作った物も幾つかある。とにかく全自作ルアーのビジュアルが凄い。

ホントは気温が上がって来る昼頃から行きたかったのに、朝イチじゃなきゃ嫌だとゴネルので仕方なく朝イチ。
8時前に着いて駐車場で支度しながら待つ。オトンは受付の前に並んでる。

8時になり、5時間券を持ったオトンが慌ててやって来る。
何故そこまで急いているのか毎回理解出来ないが結構面白い。

南は混みそうなので北へ。3号池でやった事がないので、今日はここからと釣り開始。
1投目でHIT!馬鹿のひとつ覚えの自作トップです。相変わらずここの魚は引くなぁ。


今日のロッドは超久々登場のスウィートウォーター。トラウトにはトラウトロッドで。
コイツには去年シイラやショゴと闘わせて無茶させてしまったからな。今後は本業で頑張ってもらおう。
それに05アルテ1000&それに長らく巻きっぱなしのベーシックフロロ3LB。

ここにはメバル用のBIGEYEでしか来た事ないからなぁ。
今日は一応トラウトタックル風での釣りだ。

しかし・・結構渋い。我々の腕の問題だろうけど。自作トップにはポツポツ出る程度。
ぶっちゃけ俺の場合「ホットケ」が一番釣れるがルアーフィッシングをしてる感がない。
ドッグウォークさせてポーズで数匹。


MAKペンも増産しなきゃ。あと2つしかないからなぁ。
でもバルサのプラグを作る気力がナッシング。


地井もド定番シケイダーでポツポツ。


今日もオカンから「持ち帰り指令」が出てるので面倒だ。
クーラーに入れる際にドタバタと暴れてラインがグルグルに。魔方陣グルグル。

慣れないスプーンやクランクを投げるも不発。バイトはあるけどね。
MAKペンのピンクでポツポツ。朝の2時間は苦戦。


隣の池にいた兄ちゃんが「何かコツとかありますか?全然釣れないんですけど。」
「いや、自分もまだ数回しか来た事ないんですよ。朝から全然釣れなくて。あそこの人は釣ってますよ。」

「あ〜釣ってますね。」「自分はお役に立てそうもないです・・。あの方に聞いてみると良いと思いますよ。」
上手い人は良いペースで釣ってるので、やはり腕の問題か。

「何だって?」「釣り方教えてくれって。俺が聞きたいよ。」
釣れない親子に聞いてしまった兄ちゃん、スマン。でも数少ない経験からのアドバイスはしておいた。

周りに人が居なくなったので、オトンは自作ルアーの投入を開始。
つ、釣れてる〜!しかもいきなり。


これはオトン作「形だけクランク」。本人は「金玉」とお下劣なネーミング。
俺の下品さは遺伝だなぁ。俺のせいじゃない。DNAだ。


奇跡の連続GET。「金玉釣れるぞ!金玉!ハッハ〜ッ!」人が居なくて良かった。
釣れたら変えるらしい。次から次へ悪しき魔物が召還される。

11時半頃からトップにバコバコ出るようになったので、大きめのトップに変更。
といっても俺的大きめサイズだけど。ベビーポッパーで勝負。バシュバシュやってからポーズ。

バコッ!HIT!ギュウウン!良いファイトするのう〜♪
魚とルアーと一緒に撮りたいけどシングルバーブレスだとネットインで外れちゃうのよね。


ベビポ(凄い略し方)で連続GET。
とにかく魚のパワーが凄い。スウィートウォーターが物凄い角度になる。


ネットインしても外れなかったので魚とパチリ。ベビポ良いです。


徐々にでかいトップに反応しなくなってしまったので再びMAKペンに。


これでも空いてる方だと思うが、何処の池にも人が微妙に入ってるので移動出来ない。
朝からほぼ同じ位置で釣り続ける。ホントは動いた方が良いのかなぁ。

ジ〜ッと水面を凝視してるので目と頭が痛くなってきた。
スプーンにチェンジ。お!結構釣れるなぁ。


良い感じに連続GET。


オトンは自作の超ビジュアル系で追加!
魚の形をしたクリアな物体に穴あけてフック付けただけ。


これはダイソーで30個ぐらい入ってて100円の木材。それにただヒートン付けてフック付けただけ。
6センチぐらいあるからペレットルアーにはならんでしょ。


そもそも禁止になってる(一部の池はOK)ペレットルアーの定義が分からん。
何を以ってペレットルアーをしているのか?ダメと言うならそれなりの定義をして欲しい。

小さくても見た目がペレット風ではなくて普通のペンシルなら良いのか?
市販されてる管釣り用のトップみたいにさ。巨大でもペレット風の風貌ならダメなのか?

俺的には、バベル等の超小型縦系スプーンの方がよっぽどペレットルアーと呼ぶにふさわしい気がするが。
そこんとこハッキリさせてプリーズ。

ギルラ風の俺のMAKペンは小さいからダメなのか?ペレットルアーなのか?
もう良いやね。楽しくなくなるから。


コイツは滅茶苦茶引いた。ヒレがピンピンで素晴らしいファイトを展開。


往年の名ルアー、フラットフィッシュも結構効きました。
元々ギル用に買って使ってたんだけどね。俺じゃないけど・・クスン。


あ、さっきの兄ちゃんが来たぞ。「どうでした?」「釣れました〜!10匹ぐらいですけどね。」
「良かったです。こっちも今はそこそこ釣れてますよ。あ!出た!」「お〜!トップ面白いですね〜。」

「竿、すっげぇ曲ってますね!」「あ、かなり柔らかい奴なんで。ここの魚は全然寄らなくて困ります。」
兄ちゃんがいる間に連続HIT!午後になってからアベレージがでかくて楽しいです♪


終了間際なので気合いを入れてやってたら・・真隣に人が入ってきた。
俺とオトンの間は3m足らず。そこへ2人組。他はいくらでも空いてるのに・・。隣の池なんて誰もいないぞ。

ラインはクロス寸前。俺とそいつのルアーが並んでる・・。
一応ジロッと見るが全く気にしてない。それどころかルアーを見てブツブツ言ってる。
正直かなり頭にきたが、最近は大人宣言してるMAK。空いてる池に移動。

急に去年他界した愛猫のウスの顔が浮かび、「兄ちゃん、イライラしたらダメよ」と頭に浮かんだ。
俺は病気なのか?長期間の発熱で脳がいかれたのか?でもホントだから仕方ない。

向こうを見ると2人組とオトンが超近距離。凄い絵だ。アイツらマジで酷いよな〜。
俺は気を取り直してキャスト・・バコッ!HIT!ギュウウン!うほ〜っ!コイツも引くのう〜♪
私的ナイスサイズのホウライGET!綺麗だなぁ。


あの2人組にも礼を言わにゃいかんな。


3人組と化してる場所へ行き、「そろそろ行こう」とオトンに声をかける。
「先行ってて〜。」とオトン。荷物を持って車へ。

俺には難しかったし、最後はアレだったけど、トータルで見れば楽しかった。
荷物を積み込んでるとオトン到着。「アイツら酷くない?」「何だあの野郎らは!」
オトンは笑いながら怒っている。竹中直人の芸が出来るとは侮れない。

「ラインクロス寸前。混んでるなら分かるけどさ。俺のトップの10cm隣にアイツのルアーが浮いてたの見たら?」
「見た。俺の方にも来やがったからさ。アタマ来たから向こう側に斜めに投げてやった。」
俺より遙かに大人じゃない人が居た・・・。流石戦闘民族MAK家。代々こんなだ。

帰りは反省会をしながら帰宅。
オトンは「超ビジュアル系の自作」の殆どで釣果をあげたらしい。凄い。

はぁ〜結構疲れたわ。帰宅後はベッドに倒れこむ。
柔術仲間のOBさんに焼いたはずのゲームが焼けてなかったので、焼きなおす。
あれ?おかしいぞ・・。ネットで症状調べたら・・ドライブ壊れてるみたい・・超凹む。
練習行こうと思ってたのにPCにかかりっきりになってしまいダメに。

さて!気分を変えて釣果の良かったオトンの自作ルアーを載せちゃうぞ!
果たしてこれを自作と呼んで良いのか・・。何かにフック付けただけの物が多いからな。

先ずはコレ。ペットボトルのお茶か何かのオマケにフック付けただけ。


オトン力作「金玉」。これはウッドを削ったらしい。


素材そのままのダイソー工作用木材。


魚の形をした謎のクリア物体にフック装着。


醤油の入れ物。コーティングしてあるからカチカチのハードボディなのでOKでしょ。
中にはガン玉を幾つか入れてあるラトル入り。


熊&鮭のキーホルダー。


如何でしたでしょうか?これを自作などとノタマッテしまってスミマセン!
でも・・疑似餌作りや疑似餌釣りって、こんな遊び心が大事だと思うのよね。
釣りだって格闘技だって楽しむ事が一番!カツカツのストイックにやるのは釣りも格闘技も苦手ですわ。

まぁそんな訳で、今回も親孝行なのか親不孝なのか分からん事をして来ました。
もう誰がいつ逝くか分からんからね。今の内にオトンとも遊べるだけ遊んでおこう。

RESULT
柿田川フィッシュストーリー

MAK ニジマスそこそこ・ホウライ数匹
自作トップ、市販ルアー各種にて

オトン ニジマスそこそこ
自作ルアー各種・市販ルアー各種にて



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