09 Second half

H21年8月29日 土曜日

MAK

どうも〜。愛車のマフラーは爆音くんで決めてるMAKです。

昨日は釣りはやめて朝から家事の日に。
洗濯機3回、洗い物、掃除機がけ、雑巾がけ、風呂洗い、布団干し、玄関&外掃き、資源ゴミの準備etc・・。

家事って結構時間食うんだよね。上記だけで昼近くに。夕方は肉じゃがと和風炒め物を作ったり何だり。
ここ数日めまいが酷いので、休養がてら自分のペースでテレテレと。

今朝はTOMOと釣り。
7時半にTOMOの職場で待ち合わせだったが、今朝も家事を色々やってたら時間ギリギリに。
慌てて出発して、くレーベルの都会陸上ガンガンで数分前に到着。TOMOは既に来ていた。

TOMO車に荷物を積み込んで釣り場へ。1分ほど協議した結果、今日は川へ。
折角珍しくTOMOが丸1日空いてるのだが、俺が夜に仕事が入ってしまった。

この今回の仕事、お客さんの都合で3回ぐらい曜日がコロコロと変わってかなり困ってしまった。
結局この日。ついてない事、この上ない。

土曜の夜は赤鮫の打撃クラス(1、3、5週)を見学に行こうと思っていたのに、これも出来ない。
しかもこのお客さんに、通算4度目となる「毎週土曜日の予約で」を言われたので更にガックリ。

まぁこのお客さんは2〜3日前の事を覚えてないのでどうなるか分からんが。
毎週と言ってて、何事も無かったかのように予約すっぽかしてくれるしね。
とにかく当てにならないが、それでも数少ない常連さんなので感謝しないとな。

そんな訳で、釣行後そのまま仕事に行ける様に白衣と折りたたみベッド、その他仕事道具を積んで来た。
予約は19時。まぁ川だから、それまでには帰って来るだろうと予測。

TOMOと俺がリサーチ済みの川へ。まだ漁券を売る場所が開いてない。
TOMOが最悪現場売りでも良いとの事なので、釣り開始。こういう時にも年券は便利です。
皆さん、来期は絶対買いましょう!年券。って俺はK川漁協の営業マンか。

実績ポイントはことごとく撃沈。おかしい・・。バイトすら殆ど無い。やっとこチビウグイ。


こんなサイズをポツポツ4匹のみ。かなりの藪こぎをしたのに・・。


とりあえず漁券を買いに移動。誰も居なくて困ったが、暫くしてオッサンが来てくれたので一安心。
店内にはでかいアマゴやヤマメの写真が飾られている。

色々話しかけるも、良い人そうながら寡黙なオッサンなので、あまり情報収集は出来なかった。
でも今まで釣り禁止だと思ってたとこがOKって分かったのは大きな収穫だ。

早速TOMOと2人で釣り再開。俺も初めての場所なのでワクワク。
ここが頻繁にバイトあり。さっきまでの苦労はなんだったのか。

TOMOはクロックスもどきを履いてるのでザブザブ。


これぐらいのが良いペースで釣れます。楽しい♪


実はここまでTOMOはノーフィッシュ。ヤバイ。オッサンおすすめのポイントへテクテク。
ここは俺も何度か来てる場所。良い感じでウグイ連発。TOMOも釣れてホッ。Wヒットもありです。


TOMOが苦戦する中、隣で入れ食いの俺。
ロッドの御蔭だよとTOMOにギャングスターをレンタル。バコバコ釣り始める。


「文章で読んだだけじゃ分からないね。こういう事だったのか〜。これマジで良いわ〜。」
「一生懸命、このロッドの良さを伝えようと書いたけど、やっぱ使ってもらわなきゃ分からないよね。」

俺はTOMOのトラウトワンSPでも数匹GET。
う〜む・・よくこういうロッド1本でこれだけの魚を釣って来たものだ。我ながらビックリ。

ここから下流へテクテク。結局藪こぎエリアまで来てしまった。
この辺りならまだ酷い事にはならない。藪の中でウグイGETのTOMO。


これ以上は今日の今後に差し支えるのでヤメ。
車に戻る途中、橋の上から川を見てたらデカマス発見!40〜50cmサイズだ。

「ダメもとでやってみな。」「無理だよ。」
そうは言いつつも射程距離までコソコソと。TOMOキャスト!一撃HIT!
「あ〜っ!バラした〜!外れちゃったよ〜!ドラマ逃した。」「ありゃ〜。惜しかったね。でかかったわ。」

ガックリしつつ車に戻ってコンビニへ。
昼食と飲み物を買って、車でムシャムシャ。食い終わったらアイスを買って次の釣り場へ。

ここは超クリアの小さな川、アブラハヤがいっぱい居るがなかなか食わない。


こんなに居るのになぁ。


TOMOはウグイGET。


車に戻るとRICKYから連絡あり。時間を作ったのでこっちに来るらしい。
TOMOと釣り場探しした後、さっきのコンビニで再びアイスをムシャムシャ。

丁度RICKYも到着。車1台で行動したいので某所にTOMO車を置き、RICKY車にドカドカと。
折角RICKYも来たし、マスの実績があるとこまでGO!仲間が集まると楽しいね。

俺の秘蔵釣り場に到着。狭い場所なので2人に釣りしてもらい、俺は見学。
なかなか反応が無く、TOMOは上流へ。ジグヘッドを重めにしたRICKYがウグイGET!


これで魚は居ると確信、俄然やる気に。
TOMOが戻って来たので、この先の未開のポイントへ。ここも超狭いのでTOMOが先に入る。

1投目・・TOMOのロッドがしなる!「あの引きはマスだろ〜。」
「あ〜!バラしちゃった。またやっちゃった!」先程に続いてやっちゃったTOMO。

「まだ居るよ〜。そのままTOMOやりなよ。」TOMO続行・・HIT!おお〜引いてるねぇ。
TOMOが抜き上げた!足場が悪いのでコソドロみたいな足運びでこちらにやって来る。

「うお〜マスだ!」「こっちに置いて!あ〜そこじゃない!あっ!逃げた!」
「わ〜!やばいやばいやばい!」「足でダム作れ!ダム!」「あ〜っはっは♪」

アラフォーオッサン3人組、大騒ぎ。俺はこの騒ぎで泥とコケに塗れてしまった。
TOMO会心の1尾。チビマスだけど全員テンション激烈UP!


「まだ居るよ!」「交替でやろう。」次はRICKYの番だ。これまたコソドロの足運びでコソコソと。
RICKYのロッドがしなる!「マスだら〜?」「ありゃマスだね!」「抜いて抜いて!おっしゃあ〜!」

RICKYが魚をぶら下げてコソコソ戻って来る。
あ!魚落ちた。ここの足場は水が流れてるのでマスが泳いで川に向かう。早い。
「わ〜ヤバイ!」「こっちだこっち!」「そっち行っちゃうよ!」また大騒ぎ。

乾いたとこにドサッと置けば楽なんだけどね。
なるべくダメージを負わせないようにしようと、水のあるとこで撮影しようとしてるからこうなる。

だったら撮影しないでそのままリリースしろと言われそうだが、一生の記念になるので御勘弁を。
冷たい流れで手は冷えてるので、撮る時だけパッと持ってパチリ。


「次はMAKだ。」と2人に勧められたが、俺は今後も2人よりは来れるので譲る。
再びTOMOがコソドロウォークで。HIT!ここはどうなっとるんじゃ〜っ!
そろりそろりと戻って来てパチリ。今度は触れずにリリース成功。


再びRICKY。もう全員足がビチョビチョだ。
俺も今度はRICKYの真後ろについて、すぐに撮影出来る場所でスタンバイ。

「きた!」RICKYが叫ぶ。ロッドが物凄い角度に!
「でかいでかいでかい!」「うわっ!何だこりゃ!」トラウトライズは「つ」の字。
満月なんてもんじゃない。折れるかどうか心配な角度だ。

「慎重に!無理しちゃダメだよ!」バシャッ!魚体が見えた!マジでデカイ!
急流なのでエライ事になっている。踏ん張るRICKY。

TOMOもこっちへ来ようとして立ち上がる。
するとツルッ!ものの見事にTOMOの体が空中で真横になった。
TOMOの体はビーンと硬直、空中姿勢が美しい。次の瞬間、岩に叩きつけられるTOMO。

その際、アゴは引いていたので頭は無事だが、背中でバウンド、その反動で淵にまっしぐら。
おいっ!と思ったらギリギリで踏みとどまってセーフ。俺の左右で非常事態宣言発令だ。

RICKYが抜けるチャンスに「慌てないで!」と声をかけてしまった。失敗。
この直後、物凄い突っ込みでビューン!ジグヘッドが俺に飛んで来た。くう〜惜しかった。
俺の余計な一言のせいで、勝負所を逃してしまった。スマン、RICKY。

「ジグヘッド大丈夫だった?」「全然大丈夫。いや〜余計な事言って申し訳ない。あそこで抜けばなぁ・・。」
俺はかなり凹む。RICKYは魚のパワーに感心しきり。

「だってあの非常時にさ。TOMOが向こうでド派手に転んでるんだもん。川に落ちる寸前だったんだよ。」
「いや〜危なかったよ。」「あの最中にそんな事があったんだ。」「俺忙しかったよ。」3人でガハガハ。

このままRICKY続行。見事ニジマスGET!さっきの奴の5〜6割ぐらいの大きさだ。


再びTOMOが探ったが反応無しで移動。
車に戻って水分補給。ここから3人で上流まで歩いて行く。
しかし魚影はあるものの、なかなか掛けられず。RICKYがまたもデカマスをバラして終了。

車に戻るとKから連絡あり。下の街まで下ったら連絡する事に。
もっとこの界隈を探りたかったが、時間もないので下る。その途中、気になるとこに寄ってみる。

ここは場所は分かっていたが、駐車スペースとエントリー場所を見つけてなかった。
RICKY車を停めたとこにエントリー場所発見!これは良いかも。いかにも魚が居そうだ。

しかしウナギ獲りと意味不明なベトコン帽子を被った爺さんがウロウロ。
ここしかエントリー場所ないからかな。もうちょっと離れてれば釣り出来るのに・・。

ここでKに電話。とりあえずここに向かってもらう。
その間、RICKY車で上流のエントリー場所を探すも見つからず。結局戻って来る。

ウナギ兄さんは消えていて、残るはベトコン爺さんだけ。
「あれだけ離れてれば良いら。」「いや、さっきから凄い見てる。嫌だ。」「俺何ともないけど。」
O型の2人の意見で釣りする事に決定。何か嫌な予感がするなぁ。

3人で釣り開始。すぐにウグイが入れ食い。


TOMOもポツポツ。


RICKYはリールが壊れて苦戦。そうこうしてたらベトコンがザブザブ。
何と川に入って移動して来た。しかも俺の目の前・・。正直かなりイライラ。

「ウグイ?」「そう、ウグイ釣って遊んでるさぁ。オッサン、ウナギ?」「違うよ。」
悪意はなさそうだが、とにかく居場所がダメ。俺らの目の前だもん。そこ魚居るんだけどなぁ・・。

今回は珍しく俺ではなく、TOMOの行く先々にベトコン爺さんがザブザブ。あれは酷い。
「俺の行く方、行く方、ついて来るんだもん。」TOMOガックリ。

Kはまだ来ない。いい加減遅いぞ。
何度も連絡を取り合ってるのだが、寸前まで来て逆方向に行ったりしてるようだ。

やっとこ到着。川原に降りて来るK。もう時間がないぞ。
良いポイントを皆に勧めてもらって頑張るK。俺も離れたとこから見守る。

釣りしながらKを見てたらゴン!
HIT!うおっ!メッチャ引くぞ〜。おっしゃあ!デカウグイGETじゃ!確実尺越え。


Kも見事にGETしている。離れてたので写真はボツ。
また俺にデカイのHIT!流れの中のウグイの引きを楽しんでGET!これも尺クラス。


Kをこちらに呼ぶ。奮闘するK。


RICKYは少し上で地道にウグイを追加中。リールは車に戻って交換したらしい。


Kも順調。顔力が強いので、どうしてもピントが顔に合ってしまう。


残り時間的に最後の勝負に出る。Kは上流部でウグイ。


RICKYはそのちょっと下でウグイ連発。


更にアブラハヤも。RICKY、後半エンジンかかって来た。


俺とTOMOはKの近くで適当に。4人で更に上まで歩く。
藪こぎしつつ辿り着いた場所は見るからにオイシイ。Kに先行してもらう。

俺は少し下でキャスト。するとHIT!
「正直言いますが、ウグイではありません。マスです。」ホントにマスだった。
しかし取り込み寸前でバラシ・・トホホ。調子こいてたのが悪かった。

Kは軽量ジグヘッドの飛距離ナンバー1。カーディフか?腕か?
Kのロッドが曲る!しかしバラし・・マスだったな。めげずにキャストするK、HIT!

「マスだ!マス!」「抜いちゃえ!こっち持って来て。」
水が溜まってるとこにマス入水。K、見事ニジマスGET!


今日は最終的にオゲレッツ4人集結。手前からTOMO、RICKY、K。
俺の人生、この連中に出会えて本当に良かったと胸張って言える仲間達。


Kは更に藪こぎして頑張る。キャスト・・HIT!ギュウウン!カーディフがおかしな角度に!
「でかいでかい!」「巻いて巻いて!」手前にテーブル状の岩が張り出してるので危険だ。
ロッドワークで見事にかわすK。いつの間にそんなに腕上げたんだ?

バシャーン!ニジマスがジャンプ!高い!一瞬だが美しさに見とれた。
ここで正直やられたと思ったが、堪えてるK。「うお〜飛んだ!」「デカイわ!」

更にバシャーン!今度は体を捻りながらのジャンプ。今度も堪えるK。
「ここ通してこっちに!」俺の示す通りに魚を誘導。見事浅瀬に到着。

「おお〜!良いマスだね〜!」「やりました〜♪」
尾鰭ピンピンのナイスマス(おかしな言葉だが)。Kあめでとう!


Kは19年前に45cmのニジマスをこの川で釣っている。
その頃は三平練り餌に延竿だったっけ。


有終の美を飾ったKはタイムリミットで帰宅。俺も仕事に間に合うか微妙になって来た。
まさかこの時間まで遊ぶとはね。仕事の支度して来て良かった。

2人には申し訳なかったが終了にさせてもらう。
RICKY車でTOMO車の在り処まで行って、そこでバイバイ。RICKY、今日も車出してくれてありがとう。

TOMOのハードドライブの御蔭で、何とか間に合う18時半にTOMOの職場に。
そこで白衣と仕事のズボンに着替えて、そのまま仕事に。いや〜足ガクガクだわ〜。
今日はTOMOに色んな物を奢ってもらってしまった。スマンのう。

無事に19時からの仕事をこなして、21時に帰宅。ふう〜ハードな1日だった。
やっぱり仲間との釣行は楽しい。心底楽しい。今日は記憶に残る1日になったなぁ。

この歳になっても、こうして同じ仲間と同じ川で同じ遊びをしているなんてね。
成長してない?違うな。世の中、変わらなきゃいけない事と、変わらなくても良い事がある。

男は気心知れた仲間と居る時ぐらいはガキのままで良いと思う。
ガキの頃に戻れないような仲間では、本当の仲間とは呼べない気がする。少なくとも俺はそう思う。

釣りの最中、オッサン3人をしみじみと眺めてみた。
頭には蜘蛛の巣、服には草の種、足元びしょ濡れ、何処其処に野薔薇にやられた切り傷・・。
何て素敵な連中なんだろうか。思わず笑ってしまった。

色々あるけど、とにかく最高に楽しい1日だった。凄く気持ちが楽になった。
皆、また短時間でも釣り行こうな。

RESULT

MAK
ウグイ41匹・アブラハヤ2匹
簡易自作ワームにて

TOMO
ウグイ16匹・ニジマス2匹・アブラハヤ2匹
ワームにて

RICKY
ウグイ10匹・ニジマス2匹・アブラハヤ1匹
自作ワームにて

K
ウグイ3匹・ニジマス2匹
ワームにて



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