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海
MAK・Sumiさん・RICKY
4時過ぎに起床、洗濯機を回す。さっさと朝の家事を終わらせねば。
今日はSumiさんとRICKYとプチ遠征の予定なのだ。楽しみだなぁ。
今日はRICKY車が出るので凄く助かる。こういう時に大きい車が無いと困るよね。
分散しちゃうと道中の会話が楽しめないし。我々にはこれも楽しい釣りの一部だからね。
6時半過ぎにRICKYが迎えに来てくれた。いつも悪いね。
ここからSumiさん宿泊中のホテルへ。道が空いてて10分前に到着。
地元で古参の場末感漂うホテル。
「また何でここにしたんだろ?」「何だか検索で一番上にあったからとか言ってたよ。」
メールを入れて暫くしたらSumiさん登場。
「Sumiさん、寝られた?」「有料チャンネル見てたんじゃない?」
「いや、1000円だからやめたさ。その前に疲れて熟睡しちゃったよ。」
オッサン子供3人でプチ遠征へGO!
昨日は地元でいつもの釣りをしたので、今日はちょいと足を延ばして秋物探索へ。
朝からエロモード全開のSumiさん。オヤジギャグも快調に滑りまくる。
「今日はどうしちゃったんですか?」「いや〜RICKYさんと居ると何かこうなっちゃうんだよ。」
「俺のせいなんだ。酷い。」「また人のせいにして。」「これは計算しつくした静岡モードなんだけどね。」
「多分、昨日抜かなかったから無駄に元気良いだけだよ。」「ハハハ。」
「来年は女と来るよ。お洒落な感じで。」「そんなSumiさん、見たくないやい。」
新キャラの「雁メロ」も登場し、ガハガハと下劣な笑いに包まれたRICKY車は目的地を目指す。
一気に遠くに行くか、比較的近場から回るか迷う。とりあえず気になるとこがあったので寄る事に。
すぐにセイゴが出るも後が続かない。
苦戦しまくってRICKYもGET。
完全にメッキ狙いの先行者が居るのが原因か?
後からもメッキ狙いの2人組がやって来た。この時期は毎年こうなんだよね・・。
我々は特にメッキを釣りたい訳じゃなく、この界隈の秋物を楽しみたいだけなのになぁ。
去年はメッキ、セイゴ、ダツ、コトヒキ、フエダイ系など結構良い感じだったが、今年はあまり良い話を聞かない。
まだ今年は全体的に回遊物が悪いのかな。青物も例年よりダメみたいだし。
フグはワラワラ。
極小だけどメッキも1匹。
見切って車へ。次の場所に移動。
「色々考えるのが面倒になった。」と言うRICKYの提案で玉砕覚悟の遠征に。
これは危険だ。あそこがコケたら取り返しがつかない。
しかし俺とSumiさんは前日に灰になってるので、ドライブ気分でヘラヘラ。
RICKYもどうでも良くなってしまったらしく、道中3人でガハガハ。釣果は二の次状態。
RICKYのハードドライブで、なかなかのタイムで目的地周辺に。
するとSumiさんが「次の場所って、去年のとこ?」「そうですよ。」
「あの時言わなかったんだけどさ。俺、野糞してたんだよね。」「え〜っ!いつの間に〜?!」「アハハ!」
「だってずっと一緒に釣りしてたじゃないですか〜!」「2人が一瞬死角に入った時にね。フフ・・。」
「一瞬って・・アハハハ!」「全く油断も隙も無いですね。流石頻便ズのリーダーだ。」
「今年同じとこに来たら言おうと思ってたんだよ。」
「聞きたくなかったですよ。そんな去年のウンコと感動の再会話なんて。」
「その時はまさかTシャツで拭いてないでしょうね?」「いや、その時は大丈夫。」
「Sumiさん、昔前科があるんでしょ?」「だって他に拭く物が無かったんだもの。」
「山の中でウンコがついたTシャツ見つけた人の気持ちも考えて下さいよ。
多分意味分からないですよ。パンツならまだしもどうしてTシャツなのか。」
「俺はしたくなったら何処でもするぞ。」「怖〜。軽い脅迫だよ。この車内でされるかもよ。」
「このオジサン、今すぐ新幹線に積み込んじゃおう。」
釣り場に到着。「このオジサンさ、目を離すとウンコするから監視してよう。」「そうだね。」
3人でヘラヘラしながら海を見る。げえ〜っ!何じゃこりゃあ〜っ!
何と目的地の浜にはカヌー&水遊びの子供&大人が、ざっと100人以上。
イナバ物置でも厳しいぐらいの人数だ。勿論、ポイント全滅・・。
ウンコ話で浮かれながら、こんなとこまで来た結果がこれか・・酷い。
オジサン子供達ガックリ。「仕方ない。こっちだけやってみよう。」
実績皆無の港内でやるも、やはり異常無し。
「どうするか〜。あっちなら少し出来そうだけど。」「折角だから行ってみますか。」
3人でテクテク。ちょこっと投げてたらセイゴGET!
「魚は居るんだね〜。」「あっち行けば釣れるかもしれないですね。」
海辺壊滅エリアを抜け、その先の砂利浜付近に到着。
しかしここも大人のカヌー初心者コースが開催中。ぐはぁ〜。
「あの去年行った浜は?」「よし行きましょう。まだパドリングの基本とか言ってるうちに。」
アドベンチャーなとこを抜けて浜に到着。いきなりメッキGET!
ダツもセイゴも追って来る。良いかも。
散開して探る3人。Sumiさんもバイトは多いらしいが乗らない。ダツだな。
ロケーションはこんな感じで最高。
去年はセイゴとソゲを釣ったっけ。あとSumiさんがコケてカメラが凹んだんだよね。
この後、反応が無くて戻る。すると初心者コースが沖に出発。今しかない!
「あそこのガキどもと違って、ここはそんなに荒れてないでしょ。」「そうだね。」
カヌーが戻るまでの一勝負に賭ける3人のオッサン子供。
SumiさんメッキGET!
俺はソゲGET!
セイゴもポツポツ。「ここバイトメッチャありますよ〜。」
小さいながらもセイゴやメッキのチェイス&バイトが丸見えなので超楽しい♪
チビだけどメッキGET!ロケットヘッドはトゥイッチでダートするから良いね。
このサイズのセイゴは毎キャスト反応あり。掛けてもバラシ連発でなかなかGET出来ず。
掛かればチビでもキュキュキュン、バシャンとナイスファイト。楽しいね。
小さいダツが何度もバイトするがフッキングしない。やっとこHIT!
浜に上げたものの、先日のパックリトラウマでビクビク。
Sumiさんはメタルジグの遠投で探っている。ポツポツ釣っているようだ。
大苦戦のRICKYにバイト頻発地帯を譲る。どうにかGET。
いや〜ここで釣りにならなきゃどうなる事かと思ったわ。とりあえず皆、魚の顔が見れて良かった。
GET数は少ないけど、チェイス&バイトは多いから楽しいね。
魚の反応を見ながら食わせるとこまで持って行くのが面白いよね。
ただ巻き、速巻き、マッドトゥイッチだけじゃ食ってこない奴が多い。
何処で食わせる間を作るか、それを何秒作るか、それを考えて攻略するのが醍醐味。
そういう面白味ってのは魚の大きさ関係ないでしょ。
メッキGET!今年はコトヒキが少ないな。
ドシャローからメタルジグを遠投して勝負のSumiさん。メッキも出してます。流石メタルジグオヤジ。
でもバラシが多くて勿体無いなぁ。GET数の何倍も掛けてるからね。割とトリプルって外れるんだよな。
「あ〜食ったのに。」「バレたぁ〜っ!」「やっと来た!あ〜っ!外れちゃったぁ!」「よっしゃ食った!」
浜にはオッサン3人の絶叫が響く。こうやって皆で楽しむのが良いんだよね〜。
ガキの大軍勢は昼飯で居なくなったようだ。もう少し落ち着いたらあっちも行ってみるか。
ここに来た時は凹んだが、どうにかUL秋物と遊ぶ事が出来てる。良かったわ〜。
フグは何処でもアグレッシ部。
各々、ちょいと離れたとこで自分流で遊んでる。こういうの良いね。
誰かが掛かるとその度にダッシュ。なかなか大変だ。これはSumiさんがメタルジグでGET。
おっ!Sumiさんまた釣ってる!結構引いてるな。
「メッキだ。」「やりますな〜。メタルジグ釣れますね。」「MAKさんちもやりなよ。」
Sumiさんに唆されて3人でメタルジグを投げまくる。何度か当たるもフッキングせず。
そんな一朝一夕に使いこなせるもんじゃないんだなぁ。
3人でイナバ物置跡地を探るも、ガキどもが派手に暴れまくってくれた御蔭で魚の姿も無い。
車に戻って水分補給。RICKYはここで休憩に。Sumiさんは炎天下で頑張っている。
「何か今回体力あるね〜あの人。ドーピングしてるのかな。」「ねぇ。」
誰かにすすめられて何かをやってなければ良いが・・。
Sumiさんと2人で港内を探る・・渋い。コーラを奢ってくれるSumiさん。ありがたいっす。
遠くから半裸の男が歩いて来る。RICKYだ。
「何よ、ロッドはその真ん中の臭い奴だけ?」「疲れたから釣りやめて焼きにしちゃった。」
「ちょっとウンコして来ます。」「デターッ!」Sumiさんはトイレに。
ほんの1分程で戻って来る。流石高速排便術の使い手だ。
そろそろ帰りながら探ろうと車へ。「この先の港だけ探りますか。」車で数分なので、もう少し足を延ばす。
「ここの何処でしたの?気になる。」「フフ・・。」Sumiさん野糞釣り場に到着。
ここも・・渋い。辛うじてマイクロメッキGET。あとフグを連発。
Sumiさんはメタルジグでセイゴ。
RICKYはバラシまくりでノーフィッシュ。
ここも見切って移動。もう帰りながらじゃないとヤバイな。夜仕事だし、体動くか心配。
RICKY車は再び爆走。今度こそ帰りながらテンポ良く探る予定。
しかし休日ドライバーのチンタラ運転や、絶景ポイントに酷い路駐するアホどもに苦戦。
やっとこコンビニ到着。遅めの昼食を車内でムシャムシャ。悪いからと、Sumiさんが奢ってくれた。
交通費も宿泊費もかかってるんだから良いのになぁ。律儀な男だ。
次のとこはスロープメイン。早速セイゴGET!
チビだけど結構良い反応。
Sumiさんにメッキも出ました。
RICKYはここでも苦戦。反応も無くなったので次へ移動。
ここからは結構移動距離がある。RICKY、疲れてるのにスマンのう。
途中Sumiさんが看板を見てブツブツ。「ん?われすじの塔?」とマジボケ。
「違いますよ!わすれじでしょ〜!変な事考えてるから読み間違えるんですよ!」
このあとは流れで、無毛だ何だとそっち系の話に・・。Sumiさんのせいだな。
良いタイムで次の釣り場着。
「ここはドブのとこ?」「そう。」「ドブ好きだな〜。よしドブに入れて来ます。ズブッ。」
壊れたSumiさんがドブを探るもバイトのみ。ここも厳しそうだな。
河口、浜と探るも不発。実績のあるドシャローでセイゴGET!
RICKYとSumiさんを呼び寄せて探ってもらう。
しかし2人は挫折してアイスを買いに行ってしまった。全く・・。
ここでもSumiさんがジャイアントコーンを奢ってくれた。スマンです。
ドブ近くでアイスを頬張るロッドを持ったオッサン3人。異様な光景。
この後、SumiさんもRICKYもチェイス&バイトありまくり。でも乗せられず。
俺とSumiさんは先へ。RICKYは居残って頑張る。
以前よりも疑似餌の動かし方が格段に良くなって来たから釣れるかも。
砂利浜スロープでクモハゼ発見。Sumiさん、見事にGET!
スロープを探るも不発、砂利浜で尺セイゴをジャンプでバラシ、チビを2度バラシ・・。
流石に集中力が切れて来た。そろそろ帰らないと仕事もヤバイなぁ。
丁度RICKYが遅れて到着。メッキを2匹GETしたらしい。
「そろそろ帰らないとまずくない?」と言ってくれたので終了に。
Sumiさんも明るい内に帰りたいと言ってたしね。でもホントはもうちょっとやりたかったなぁ。
だって今からが時間も潮位も良いんだもん。悔しいなぁ。
ここからRICKYの爆走で帰路に。俺は途中で寝てしまう。
奇跡的タイムで地元に到着。後はダラダラと渋滞を抜ければM駅だ。
18時半頃にM駅到着。ここでSumiさんとお別れ。毎回この瞬間が寂しいんだよね〜。
「何だか2日間、あっと言う間だったね。すげぇ楽しかったねぇ。」「ホント時間経つの早いよね。」
「いや〜今回も最高でした。あ、これMAKさん、RICKYさん、とっといて!」
毎度御馴染み、従兄のオバちゃん風に金を置いて行こうとするSumiさん。
俺もRICKYも受け取らず、金が行ったり来たり。この光景、よく御婆ちゃんちで見たなぁ。
「今度はあまり間空けないで来て下さいよ!俺んちとかRICKYんちなら宿泊費もかからないですからね。」
「分かりました〜。とりあえずTONTONさんが来る時に来ますよ〜!」
駅に消えていくSumiさんを見送り、RICKYに自宅に送ってもらう。
「今回も悪かったね〜。助かったよ。いつもガス代払わないで申し訳ない。」「良いさ。」
月極め駐車場でRICKYともバイバイ。
ここからベッドを積み、干してある物をしまい、体拭いて水分補給して仕事に出発。ダメかも・・。
栄養ドリンクと釣りの余韻で、どうにかフラフラと仕事をこなし、21時過ぎに帰宅。
今回はSumiさん初のお泊り釣行。良い事ずくめで超楽しかった♪
とにかく2日あると色んな意味で楽だね。特に1日目は余裕持って釣りが出来るというか。
今回みたいに1日目と2日目、全く違うシチュエーションで釣りを楽しめるのは良いよね。
皆も2日あれば何処かで顔出せるだろうし、今後はSumiさんには泊まりで来て貰いたいなぁ。
折角来るなら、長い時間一緒に遊びたいからね。
地元の連中も、皆Sumiさんの事をガキの頃からの友のように思ってるもんな。
今は本当に色々と大変な状況なんだけど、この2日間は最高に楽しめた。
自然の素晴らしさ、釣りの楽しさ、仲間のありがたみ・・本当に癒されました。ありがとう。
Sumiさん、次は4ヶ月も空けちゃダメよ〜!
RESULT
海
MAK
セイゴ14匹・メッキ6匹・クサフグ5匹・ダツ1匹・ソゲ1匹
簡易自作ワームにて
Sumiさん
セイゴ5匹・メッキ4匹・クサフグ2匹・クモハゼ1匹
ワーム・ジグにて
RICKY
セイゴ2匹・メッキ2匹
ワームにて
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